「PART5・6の解説を読んでも今ひとつピンとこない」
「英文法は覚えることが多くて嫌気が差している」
「文法規則や用法が多すぎて頭が混乱しそう」

たとえば、あなたはこのような悩みを抱えていないだろうか?

たしかにTOEICの文法問題を解く上で
文法規則を覚えることは避けることは不可能です。

しかし、時間のない中で勉強していくにあたって、
少しでも覚える量を減らしたいというのが本音ではないでしょうか?

では、どうすれば覚える量を減らせるかというと、
イメージを使って文法や単語を整理することです。

イメージの力

例えば、willという単語は「意思のチカラ
という基本イメージを覚えておけば全てに応用できます。

1.It will rain tomorrow.(明日は雨が降るだろう)
明日はきっと雨だろうとう確信に満ちた意思に基づいた推量。
2.Accidents will happen. (事故は起こるもの)
話し手には「事故は必ず起こる」との確信(強い意志)がある。
3.They will be in Hawaii by now.(彼らは今頃ハワイに着いているだろうな)
「彼らが必ずハワイにいる」という強い意志

このように全て強い意志を表しています。

このことを知っているだけで、

If it rains tomorrow, I will stay home.(明日雨が降ったら、家にいます。)

という英文でwillを使わない理由もすんなり分かります。

いわゆる、「時や条件を表す副詞節では未来のことに現在形を使う」というやつですね。

この英文にwill(意思のチカラ)をいれると、
If it will rains tomorrow,(雨が降るかもしれないなら)となり、
条件(2択)として成り立たなくなってしまいます。

もう少し詳しく説明すると、If it rains tomorrow,という場合は、
「雨が降っている」という情景を頭に思い浮かべて「家にいる」といっています。

なので、そこには「「現実はどうか知らないが、話者は確信している」
というwillの(意思のチカラ)は一切入り込む余地がないということです。

ただ、「時や条件を表す副詞節では未来のことに現在形を使う」でも
意思のチカラが条件として入ればwillを使うことは普通にあります。

例えば、

If you will help me, I will be very happy.
(助けてくれると、とても嬉しいです。)

という英文の場合、

「あなたに助ける意思がある=私はとても嬉しい」

という条件が成り立つのでwillが使えます。

この文の場合、willを使わなくても条件が成り立ちますが、
willを使うことによって表現が柔らかくなります。

if自体が強い選択を迫る表現なので、willを使って和らげているわけです。

こういったことが単語のイメージを知っているだけで理解が出来ます。

なので、英単語が持つイメージを知識として持っておくと、
文法の説明を見るたびに文法に流れる感覚というのが分かり、
文法がストーンと腑に落ちるようになっていきます。

イメージの力を最大限に活用した英単語イメージハンドブック

こういったイメージの力を最大限に活用したのが、
英単語イメージハンドブック」です。

この本はNHKの「ハートで感じる英文法」シリーズで
大人気になった大西泰斗先生がこれまでに出版してきた
12冊の著作のエッセンスをまとめた本です。

エッセンス本といっても必要な説明はしっかりとしてあるので
読んでいて途中で理解できないということはありません。

英単語となっていますが文法の理解に必要な
英単語のイメージを説明するというスタンスなので、
一般的な英単語集とは違います。

大西泰斗先生の著書といえば一億人の英文法」が有名ですが、
そちらは分厚くて何度も通読するのは大変ですが、
この本はエッセンスが上手くまとまっているので、
何度も繰り返し読むことが出来ます。

イラストを多用しているのに加えて、
文法用語を極力少なくしているので、
読んでいても疲れることがありません。

はっきり言って、

TOEICの勉強に必読かと言われればそうではありませんが、
知っておけば英文法の理解が深まるのでケアレスミスなどが
大幅に減るのは間違いありません。

なので、勉強のメインに使わなくてもいいので、
通勤や通学などのスキマ時間を見つけて一度目を通すことをオススメします。