ポレポレ英文解釈は、英文解釈教室と並んで英語の参考書の中でも最も有名な本と言ってもいいだろう。実際、多くの難関大受験生から圧倒的な支持を受けています。

しかし、私はポレポレをオススメすることは出来ません。

なぜなら、ポレポレには以下のような欠点があるからです。

語彙の説明がない

まず、この本は語彙やフレーズについての説明が全くありません。

ポレポレ英文解釈は難関大受験生が使う本ということで、使われている例文は慶應義塾大学や同志社大学、大阪大学など、名だたる大学のものが使われています。

そういった事情から普段はなかなか見かけないような語彙が所々使われています。

しかし、この本はそういった語彙に対する説明が一切ありません。

なので、英文の構造は取れているのに語彙が分からないから説明が分からないということが起こってきます。

英文構造の解説が乏しい

ポレポレ英文解釈は、5行から10行前後の英文を取り上げて解説を行っていますが、実際に解説されているのは著者が重要だと感じているポイントだけです。なので、それ以外の箇所では説明がほとんどされていません。

また、この本は一度学習したことはだいぶ後のページで出てきても解説はしないという説明の仕方になっています。なので、一つ一つの知識をしっかりと身に付けながらこなしていかないと、後半の説明は意味不明となってしまいます。

こういったことは難関大受験生は逆に効率がいいと捉えるかもしれませんが、多くの人にとっては学習がしづらい物となってしまっています。

前半と後半の問題レベルの落差

この本は、前半は比較的簡単な問題で構成されていますが、後半になるん従って急に問題のレベルが上っていきます。

そして、前述の通り、後半になるに従って解説は薄くなっていくので、英語力がある程度ないと意味不明ということになります。

まとめ

ポレポレ英文解釈は合う合わないが非常に別れる参考書です。

語彙や文法が完璧なのに今ひとつ和文英訳などで点数が取れないという方が取り組むと一切無駄なのないシンプルな作りとなっているので短期間で正解が出ると思います。

しかし、それ以外の多くの人にとっては、どうしても解説が乏しい参考書という位置づけになってしまいます。

はっきり言って、受験生はともかくとして社会人の方やTOEICの受験者さんには絶対にオススメできません。

その理由は、前述したことに加えて、同じ難易度の例文を扱った解説が詳しい参考書が他にあるからです。

それは、こちらのページで紹介していますので、是非一度ご覧になってみてください。