1. 基本からわかる英語リーディング教本

    価格 3.0
    使用感 1.5
    効果 5.0
    価格:
    1,620円(税込)
    ページ数:
    303ページ
    対象スコア:
    800点~

    TOEICテスト、TOEFLテスト、英検、大学入試に対応。基礎から着実に英語力の強化をはかりたい人のための本格的なリーディング演習書!

    管理人のレビュー

    英語の参考書の中でもっとも賛否両論が多い参考書と言えば間違いなくこの本だろう。

    Amazonを見ても、楽天を見ても、Yahooを見ても、その他数々のレビューサイトやブログを見ても「本当の実力が付く最高の参考書」という評価と「時代遅れの過去の遺物こんな参考書があるから英語が出来るようにならないんだ」という二極化がされています。

    また、英文解釈教室で有名になった伊藤和夫先生でさえも自信の著作で、リーディング教本でのやり方について批判をするなど学習者だけでなく指導者の間でも賛否が別れている本です。

    この本が取り扱っている内容は一言で言えば、品詞分解と呼ばれる徹底した英文解釈です。

    例えば、

    Wholesale prices sank drastically.[卸物価が急激に下がった]

    という4語の英文があった場合、

    普通の参考書ならWholesale pricesをまとめてS、sankをV、drasticallyをM(修飾語)の第一文型と捉えて終わりですが、この本は、それだけでなく、述語動詞はどれで、準動詞はどれで(また準動詞はあるのか)、sankは何形で何文型で、Wholesaleの品詞と働きは何で、pricesの品詞の働きは何で、drasticallyの品詞と働きは何?という風に徹底的に細かく読んでいきます。

    4語ぐらいの簡単な英文だとあまり大変さを感じないかもしれませんが、これが20語、30語ぐらいの英文になってくるとかなり大変な作業になります。

    この本は普通の英文解釈の参考書では名詞句や形容詞句、副詞句など一つにまとめて読んでしまうようなものでも、そういったことを許さず、一つ一つの単語の品詞と働きを意識して読まなくてはいけません。

    また、単語の品詞や働きを明らかにすることだけでは飽き足らず、それらの品詞が英文でどのような働きをするのかということを徹底的に教え込まれてます。例えば、Whatの内側の働きは、主語と動詞の目的語、前置詞の目的語、補語、名詞修飾というようなことを全ての単語でやらなければいけません。

    はっきり言って、今時、英文法書でもしないような細かな文法用語を用いてすべての単語を徹底的に分解して、一切の妥協を許さずに英文を分類していきます。

    それで、この本が役に立つかどうかですが、英文解釈の参考書を何冊かやった後にさらに実力をブラッシュアップするのには役に立ちます。

    と言うのも、この本は英文を単語単位で徹底的に分解して説明していますが、英文全体としてどのように訳し上げるのかということに関してあまり丁寧に説明がされていないからです。なので、予め基礎的な英文解釈能力がないとついていくことができなくなってしまいます。

    また、使われている単語のレベルや文法用語のオンパレードであることを考えてもこの本はこれ1冊で役割を果たしているかというと非常に疑問が残ります。

    サブタイトルが「基本からわかる」となっていますが、基礎から分かるということは絶対になく、英文解釈の参考書を2・3冊読んでから使う内容の本だと言わざるを得ません。

    それでこの本がTOEICに役に立つかどうかですが、現在のスコアが800点(Rが400点)ぐらいの人が使うとスコアがグーンと上る可能性があります。なぜなら、英文を事細かく読む癖が付くので800点前後の人が犯しやすいケアレスミスが大幅に減るのでその分スコアがあがると考えられるからです。

    実際、私も900点の壁を超えられたのはこの本を徹底的にやり込んだおかげだと思っています。ただ、スコアが800点以下の人がやるとますます文法や英語が分からなくなって、逆にスコアが下がってしまう可能性も十分にあります。

    なので、TOEICで使う方はあくまでも英文法や英文解釈をある程度勉強してからスコアでいうと800点(Rが400点)を超えてからにしましょう。

     

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