1. ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力

    価格 3.0
    使用感 4.0
    効果 4.0
    価格:
    1,620円(税込)
    ページ数:
    202ページ
    対象スコア:
    470点~

    本書は、他の文法書とまったく異なった新しいコンセプトで貫かれています。それは英語を学ぶ人誰もが必要とする「絶対の基礎」を解説することです。それを身につけてはじめてネイティブの英語に近づくことができます。とはいえ「絶対基礎力」にむずかしい内容はありません。覚える必要さえありません。英語の絶対基礎力は、誰もが簡単に理解できる「5つの原則」によって成り立っているからです。そしてこの単純な5つの原則から、みなさんが不思議に思ってきた数多くの文法事項が流れ出してきます。

    管理人のレビュー

    この本は今までの文法書とは違い英語をどのように配置していくのかという語順を中心に添えて文法を解き明かしている参考書です。

    英語の配置を「並べると説明」「不安定な感情」「前は限定」「穴は埋めろ」「ときは距離」という5原則を元のにそれに関連する文法を説明していくことで、自分でも英語を配置できるようになることを目指して作れています。

    例えば、「並べると説明」を取ってみるとLucy is cute.という英語があった場合、Lucy = cute.と感じられるのはisの働きではなく、LucyとCuteが並べられているからであって、isに=の意味があるわけではないと説明がされています。そして、実際、ネイティブはLucy’sのようにbe動詞のisを短縮していることからもbe動詞に意味を求めていなことが分かるとしています。

    また、be動詞以外の第二文型で使う動詞もbecomeやremain,look,seemなども文に軽いフレーバー的な要素を添えているだけでこれらの動詞から=の意味が感じ取れるのは単語を並べているからだと説明がされています。

    そして、何をどう並べるかによって英語の文は意味を変えていくということが詳細に説明されています。例えば、『手渡すなら「V ■ ■と並べる」』『単なる報告をするなら「V that」の形にする』『動的な内容の展開を期待するなら動詞の後に不定詞や動名詞を並べて「V + to…」「V + -ing…」にする。』などなどどうのように並べればどうなるのかについてすごく丁寧なに説明してあり、さらにそこに「V + to…」は動的な内容をただ指し示しているだけだが、「V + -ing…」はリヤルな躍動感が感じられるなどどういう文法的な説明が加わっています。

    今まで習ってきた文法事項が英語の語順を元に結びついていく様は圧巻で今までただ詰め込んでいた文法事項が整理されていく感覚があります。

    この本は大西泰斗先生が上梓した名著「一億人の英文法」の元となった本ですが、こちらの本のほうがエッセンスが上手くまとまっており、今なおその輝きは失われていません。

    また、この本を読むことによって一億人の英文法を挫折せずに読み切れるようになるという補完的な役割も兼ね備えています。

    少しレビューが長くなりましたが、この本のように英語の配置に視点を置いて語られている文法書はほとんどないのでそれだけでも一読の価値は十二分にあります。間違いなくオススメの一冊です。

     

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