1. 一億人の英文法

    価格 4.0
    使用感 4.0
    効果 5.0
    価格:
    1,944円(税込)
    ページ数:
    682ページ
    対象スコア:
    600点~

    大学受験の突破(読解力の養成)だけではなく、最終的には英語を書き、英語を話せるという実用的な英語力を身につけてもらう。それが本書の目標です。文法用語を極力排し、「配置のことば」である英語の原則や知識の項目を、英語を理解するために最適な順に収録。英語はこんなに「カンタン」なのです。英語を話すために必要な「ネイティブの意識」を、豊富なイラストとコラムで詳細に解説。彼らと同じように英語を話し、読み、聴きとるための知識が満載です。英語を必要とするすべての日本人のために作られた全く新しい英文法体系。大学受験はもちろん、社会で実際に英語を使うためにおおいに役立ちます。

    管理人のレビュー

    NHKの「ハートで感じる英文法」で有名になった大西泰斗先生が自身のイメージ英文法の集大成として出版された傑作です。

    網羅系の参考書ではありますが、著者も書かれている通り基本的には通読用の参考書です。特に最初の「英文法の歩き方」を飛ばすとこの本の伝えようとしていることが分からなくなってしまうので要注意です。

    文法用語をあまり使わず、イラストを多用してあるため、非常に読みやすくなっています。また、文章自体のも固くなく、話しかけるような解説なのも読みやすさを上げています。

    本の内容は、これまでの先生の著書と同じくネイティブの持つ英文法のイメージを使って説明されています。

    例えば、『現在形の意識は「一体感」できごとや状況が自分に寄り添っている。包み込んでいる。そういった意識で使われる形』『過去形は「距離感」できごとを「遠いもの」「今と切り離されたもの」として意識された形』といったような感じです。

    非常にわかり易く解説がしてありますが、個々の文法事項については先生がこれまで出された著書のほうが分かりやすいというところも所々あります。これは、網羅系の参考書としての宿命で全体としてまとめるためには仕方のないことなのかもしれません。

    この参考書は一応網羅系の文法書に入りますが、牽引が付いていなので大まかな文法事項は目次から探せますが、細かな項目については調べることが出来ません。また、説明の仕方が学校の文法とは違っているためこの本では解決しない文法事項が出てくる可能性があります。例えば、受動態がどのような意識で使われるのかという説明はあっても能動態をどのように受動態に書き換えるなどの説明は希薄です。もちろん、この能動態と受動態の書き換え自体、多くのネイティブや教師が批判しているところでもありますが。

    全体として感想はこの本は非常に良く出来た本です。特に通読した時の目の前の霧が晴れた感は本当に素晴らしいものがあります。解説が本当に読みやすいので3日もあれば読もうと思えば読み切ることが出来ます。なので、一度は通読をしてみることをオススメします。一気に読むのは無理でも少しずつ読むだけでも随分と英文法に対する考え方が変わりますよ。

     

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