1. 英文精読術 東大名誉教授と名作・モームの『赤毛』を読む

    価格 3.5
    使用感 4.0
    効果 5.0
    価格:
    1,944円(税込)
    ページ数:
    244ページ
    対象スコア:
    730点~

    南の島で繰り広げられる男女の物語。50年以上経ても、今なお新鮮な魅力を放つRedとは、どんな短編小説なのでしょうか?名文と呼ばれる短編を一冊、原書で徹底的に読みこなすことで、英語力は大きく向上します。

    管理人のレビュー

    モームの名作である短編小説『赤毛』をまるごと使って英語の精読を学んでいくための本です。

    この本は洋書(主に文芸作品)を読めるようになるための橋渡しのような役割を持っている本なので、、ある程度の英文読解力が想定されています。最低でも「魔法の英文読解ノート」レベルの参考書を終えている人が対象といった感じです。

    この本は前半(『赤毛』)の約半分程は著者と一緒に短いパラグラフに区切って、著者の文法解釈とともに丁寧に読んできます。そして後半は長いパラグラフを語注と試訳、決定訳とともに読んでいき最後にまとめて文法説明があるという形になっています。

    なので、後半は少し使いづらくはあります。ただ、前半で話の流れや英文読解のコツを掴めば、後半はその流れに乗っていけるのでこのようなポイント解説でも十分と言えるます。

    この本の特徴は、なんといっても、試訳と決定訳、翻訳と2つの訳が掲げられているため、どのように直訳的な試訳から翻訳へと移り変わっていくのかがはっきりと分かります。多くの本はこのような変化を示していないものが多く、なぜ、直訳が翻訳のような訳になったのかが分からないものが多いですが、この本ではその点をうまく解説がしてあります。

    全体的な感想としては、洋書特に文芸作品を読むのに必要な技法が丁寧にまとめられていることや読み解いた日本語をどうやって自然な訳にしていくかなど、読解や翻訳の基礎知識が盛り込まれていることなど、文句のつけようがない素晴らしい出来になっています。

    もちろん、この本の知識がなくても「シドニー・シェルダン」のようなライトな小説などは読むことは出来ますが、本格的な長編ものの小説などを読もうと思っている方などにはもってこいの本と言えると思います。

    ちなみにこの作品『赤毛』の音声は海外のサイトやyoutubeなどで結構落ちているので本と一緒に使うとさらに効果が倍増しますよ。

     

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