1. 先端脳科学者による1カ月かんたん英会話脳トレ

    価格 3.0
    使用感 3.0
    効果 3.0
    価格:
    1,620円(税込)
    ページ数:
    223ページ
    対象スコア:
    470点~

    西暦二〇〇〇年のノーベル賞学者であるエリック・キャンデル氏。彼の下で学習理論を学んできた先端脳科学者である後藤秀機が、最新脳科学に照らして、既存の英語学習に転換を迫る。後藤メソッドなら、発音記号なしで、発音・リスニングに開眼できる!英会話ができる脳を1ヵ月という短期間に、もっとも効率的に、超特急で身につけるための凝縮されたレッスンをお届けする。

    管理人のレビュー

    この本は、英語の発音に近いカタカナを使って英語の発音を身に付けようとするものです。

    カタカナ発音の是非は取り敢えずおいておくとして、この本に書かれている英語の発音が聞き取れるようになる・英語が話せるようになるための理論は一読に値します。

    同じような理論が書かれている類書は存在しますが、この本では全てにおいて「~大の~博士の研究」というようにしっかりと根拠が示されています。ここが類書とは違い著者の主張に納得ができるところです。

    著者の主張を全てを書くことは出来ませんが、一部重要なところを紹介すると、

    『ウェルニッケ野にいわゆる「発音引きの辞書」があり、ここにネイティブの発音が入っていないと英語は聴き取れない』『ウェルニッケ野に発音と登録するには自分自身で発音し骨伝導として伝えることが重要』『発音を身に付けるためには運動記憶として脳に入れる』『リスニングには単語力が必要』・・・等々

    といったことが書かれています。

    ただ、カタカナ発音の根拠についてはあまり根拠を示せていないような印象を受けました。それでも、盲目的にカタカナ英語を推奨するわけではなく、「f」「v」「th」「l」等々の単なるカタカナだけでは発音がしにくいものについては口の動きを書くなどのフォーローがしてあるなど他の発音本よりも信頼性は高いものになっています。

    さて、この本がオススメできるかどうかですが、オススメできないという結論になります。

    理由は、3つあります。

    一つ目は、「発音練習のパートの個々の量が多く退屈なこと」です。一つのカタカナ発音について20も30も単語が並んでおり、やりきるのには相当な根性がいります

    二つ目は、一度でも発音記号での発音を学んだ者にとっては、どうしても正しい口や舌の動きが気になり、カタカナ満足できないからです。

    三つ目は、この本の内容を遥かに進化させて体系化してある「日本語で覚えるネイティブの英語発音」という本があるからです。

    こちらの本は、カタカナ発音に加えて、イメージ、口や舌の動き、発音のコツなど一つの発音について分かりやすく一つの発音の分量もちょうどいいぐらいになっています。また、リエゾンやイントネーションまでカバーしています。

    なので、結論としては理論は素晴らしいけれど、実践においてはこの本よりもいい本があるので買う必要はないというのが答えになります。

     

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