1. チャンク英文法

    価格 4.5
    使用感 4.0
    効果 5.0
    価格:
    1,728円(税込)
    ページ数:
    247ページ
    対象スコア:
    730点~

    チャンクとは意味のまとまりのこと。意味をつくるチャンクの仕組みがわかれば、英語の発想で英語がわかる!発想された順番にすなおに英語が理解でき、もっと自由に話し、聞き、読むことができるようになる!さあ、チャンクの世界の扉を開こう。

    管理人のレビュー

    この本は意味のまとまりとしての断片=チャンクを使って英語を使えるようにするための本です。

    基礎編と実践編に分かれており、基礎編ではチャンクをどう作られるかのの仕組み(文法)の解説になっています。そして実践編ではチャンクを使って会話の組み立て方やリスニング・リーディングのやり方が説明されています。

    チャンクの作り方の説明は、名詞チャンク[限定詞+(数詞)+(形容詞)+核名詞+(後置修飾)]、動詞チャンク[時制{+助動詞+完了+進行+態}+核となる動詞]などなど数式的なものですが、この本の魅力はそれらに関連する英文法の説明の分かり易さにあります。

    例えば、beという基本語の説明では、beのコアは[X be Y :XがYで示される空間にある(いる)]になり、I’m[here]もI’m[fine]I’m [an office worker]もそれぞれ、「ここ」という場所に、「元気だ」という状態に、「会社員」というカテゴリーにいるということで全てbeのコアで示されるとおりになると説明がされています。

    havenの場合も、haveのコアは[X have Y :Xが自分の所有・経験空間にYを有する]になり、現在完了の文、He has [lost his job].では仕事を失った状態を自分の経験空間に今も有しているということを表していると説明がされています。

    このように応用が効く形で英文法が説明されています。これまでに田中茂範先生の著書を何冊か読んできている人には目新しい英文法の説明はないかもしれませんが、この本ではより意味のまとまり終点を置いており、英文の構造がより意識されたものになっているので、田中先生の著書を読まれている方でも得るものはありますし、練習問題が多いため知識の定着にも役に立ちます。

    実践編の方では、チャンクを意識しながらのシャドウイングやリピーティング、サイトトランスレーションのトレーニングになります。こちらは意外とオーソドックなトレーニングなので、目からウロコということはないですが、その分、効果は折り紙付きです。

    この本は英文法とスピーキングやライティングの橋渡し的な本で、TOEICや大学受験ではあまり必要はないですが、この本でトレーニングをすることによって、簡単な英語ならしっかりと組み立てられるようになります。

    英会話などは簡単な表現を覚えることが流行っていますが、はっきり言って、英文法を主体として文を組み立てられるようにならないといつまで経っても上達することはありません。

    その点、この本は英文法を使える形で捉え直し、チャンクという便利なツールを手にすることが出来るので英会話には効果絶大ですよ。

     

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