TOEICにおいて不動の地位を築いている「TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ」こと「金フレ」と、最近メキメキと頭角を現してきている「システム英単語TOEICテスト」通称「シス単語TOEIC」、今回はこの2冊のどちらがTOEICの単語帳でどちらが最強なのかを比べてみました。

TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ

「金フレ」はTOEICをほぼ毎回受けて、ほぼ毎回990満点を取り続けているTEX加藤先生の著書で、加藤先生が毎回TOEICを受けた後に書き溜めたTEXノートと公式教材、信頼できる著者のTOEIC単語帳を元に1000単語(実際はPART1の重要語彙や定型表現などを合わせると約1300語)が載せられています。

また、すべての単語の例文が7語以内にまとまっています。また、語彙の説明として、派生語やどのPartで出たか、どのように出題されたかなども載っています。

音声は「見出し語⇒日本語⇒英語フレーズ⇒英語フレーズ」で吹き込まれているので学習がしやすく、定着率も高くなっています。

システム英単語TOEICテスト

「シス単TOEIC」は受験生のバイブルとなっている「システム英単語」の著者である霜康司先生の著書で、ETSが出している公式教材とベストセラーになったTOEICの教材を独自のデーターベースと照合して解析した1,320語をTOEICの頻度順に掲載してあります。

この本の特徴は「システム英単語」から続いているミニマムフレーズで出来るだけ短いフレーズに出題される形で単語を収めていることが上げられます。また、音声は「米⇒日⇒米⇒英」の順でフレーズが収録されており、こちらも定着率が高いと言えます。

「金フレ」と「シス単TOEIC」どっちがいい?


金フレとシス単TOEICの違いは、「単語の並び順」と「著者が実際にTOEICを受けているかどうか」です。もちろん、この他にも細かな違いは色々とありますが重要なのはこの2点です。

まず、単語の並び順ですが、金フレがレベル別に単語が配置されているのに対して、シス単TOEICは頻度順になっています。

なので、金フレの方は自分のレベルに合わせてやるページを決めることが出来ますが、シス単TOEICはそういったことは出来ません。実際、シス単TOEICは最初の方のページでも難し目の単語があったり、最後の方のページでも基礎レベルの単語があったりします。なので、少し勉強がしづらいというのが本音です。

次に、金フレの著者であるTEX加藤先生はほぼ毎回TOEICを受験されていますが、、シス単TOEICの著者の霜康司先生はTOEICを受けていません。更にツッコんで言うなら、金フレは実際のTOEICを受けた経験を基に作れていますが、シス単TOEICは公式教材やベストセラー教材を基に作れています。

つまり、シス単TOEICはTOEICを分析して作られた教材ではないということです。

それでもTOEICの公式教材やベストセラー(おそらく改定前の金フレを含む)を徹底的に分析されているのに加えて、TOEICで高得点をもつ生徒さんに意見を聞くなど、出来ることは全てやっており、実際中身はTOEIC頻出のものばかりになっています。

ただ、それでも信頼性(実際にTOEICに出る)という観点では「金フレ」に軍配があがります。

また、「金フレ」は2017/1/6に最新傾向を反映して改定されており、2016/6/1発売の「シス単TOEIC」よりも最新傾向に沿っています。このことからも金フレの方が上だと言えます。

結論!!最強のTOEIC単語帳は「金フレ」

さて、今回は「金フレ」と「シス単TOEIC」のどちらがTOEIC単語帳として最強かということを考えてきました。結果はご覧の通り、「金フレ」が最強ということになりました。

やはり、著者がTOEICを毎回受けて作っていることに加えて、改定によって200語も入れ替え、最新の傾向をしっかりと反映している「金フレ」には、さすがのシス単も敵いませんでした。

「シス単TOEIC」もかなりいい本ですが、分析対象が実際のTOEICではないので、試験の頻出語を集められても最新の傾向までは押さえられていないという感じです。それでもTOEICの単語帳としては間違いなく「金フレ」に続く第2位に入るぐらいしっかりと分析されています。

なので、実際にTOEICを受けたてみたところで、「TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ」と「システム英単語TOEICテスト」の違いを感じられる人はほとんどいないと思います。ただ、トコトン効率にこだわりたいという方は「金フレ」がオススメです。

それ以外の方は自分が覚えやすい方を使うことをオススメします。

以上、「金フレvsシス単TOEIC!TOEIC単語帳で最強なのはどっち?」でした。ぜひ参考にしてみてください。