TOEICの900点以上(公式データの895点以上)は、TOEIC全受験者の約3%ほどしかいない難関となっています。

実際、TOEICで900点を突破するには付け焼き刃ではないしっかりとした英語力が必要になります。しかし、一部の英語が得意な人だけが取れる点数かといえばそうではなく、的を射た参考書と正しいやり方で勉強すれば誰でも超えることが出来るスコアです。

そこで、このページでは、TOEICを10年以上受けており、300冊近いTOEICや英語の参考書を読んできた経験から、TOEIC900点を突破するために必要な参考書をご紹介します。

参考書の算定基準

この記事で紹介する参考書の基準をお伝えします。

この記事では以下の3つ条件をもと参考書を紹介しています。

  • 英語中級者(730点点以上)の人を対象にしたものであること
  • 安定して900点を超えられる実力が身に付くものであること
  • 全てをこなしても6ヶ月以内で終えられる分量であること

なので、英語の基礎的な知識を身に付ける参考書などの初心者向けの参考書はこのページでは紹介していません。なので、そういった方は「TOEIC参考書を超厳選!!初心者が最低限やるべき対策本まとめ」を参考にしてみてください。

TOEIC 基礎力強化のおすすめの参考書

TOEICで900点を突破するためには英語力の基礎を固め、知識の抜けをなくすことが大切です。なので、まずは以下の3冊で英語力の抜けを確認し埋めてしまいましょう。

日本一成績が上がる魔法の英文法ノート

まず、最初にするべき参考書は「日本一成績が上がる魔法の英文法ノート」です。

この本は英文法の全範囲が1テーマ見開き2ページ×88テーマでカバーされており、英文法全体を復習するのに最適です。また、「canは潜在」「mayは50%」「mustは圧力」「willは意思」など学校文法ではなく最新の認知言語学をベースとした英文法となっているので頭の中がスッキリと整理されます。

TOEICである程度スコアを取れるようになってくると基本的な参考書は見落とされがちですが、このレベルになればなるほど英文法の漏れをなくすことは重要なのでこの参考書を使って一気に英文法を総ざらいしてしまいましょう。

日本一成績が上がる魔法の英文読解ノート

次に「日本一成績が上がる魔法の英文読解ノート」を使います。

こちらは日本一成績が上がるシリーズの英文読解編で主に英文解釈の参考書になります。難しい語彙を使わずに構造が難しい英文を取り上げられており、英文解釈に必要な技術を75のlectureで一通り総復習できるようになっています。

上の英文法編とこの読解編の2冊で900点を突破するための英語力の基礎固めはしっかりと行えます。一見するとTOEICの学習としては遠回りに見えますが、ここが出来ていないと何年も900点突破ができずに苦しむ事になりますので、しっかりと行いましょう。

 

英文読解問題精選

英語を高めるために使う最後の本は「英文読解問題精選」です。

この本は現在発売されている英文解釈の参考書の中で間違いなく一番です。他の追随を許さない詳細な解説と英文のチョイス、明確で応用が効く読解法など非の打ち所がありません。

この本をやり切れば、TOEICだけでなく日本で行われている英語の資格試験で、英文の構造が分からないということはなくなります。TOEICにおいてはPART7の読解スピードが格段に上がり正確に意味が取れるようになるだけでなく、PART5・6の英文の構造も文字通り見えるようになり、ミスをすることがなくなります。

TOEIC 文法・語彙対策のおすすめ参考書

TOEICテスト究極のゼミPART 5語彙・語法【超上級編】

まず、最初に使いたいのが「TOEICテスト究極のゼミPART 5語彙・語法【超上級編】」です。

この本は超上級者用の難問ばかりを集めた問題集で、後半になればなるほど正答率が低い問題(難しめの問題)になっています。はっきり言って、TOEICの文法問題集としては最高レベルで文法・語彙のアビリティメジャーが100%に近い人でも正解するのが難しい問題も混じっています。なので、この本をいきなり最初から全て解こうとすると挫折することは必至なので、後半の問題は答えを見て理解できればいいぐらいの感覚で取り組むのが正解です。

この本をやる一番の意味は、曖昧な知識では本番では役に立たないということを知ることにあります。例えば、「announce」「inform」の2つがあった場合、「announce 情報 to 人」「inform 人 of 情報」というように正確に知識をinputしていないいけないということを問題を通して徹底的に教えてくれます。なので、この本をやり終えたあとは、他の本の解説を読む時にかなり語法や語のつながりなどに敏感になります。コレこそがこの本をやる最大の効果です。

TOEICテスト990点新・全方位文法&語彙

次に使うのが「TOEICテスト990点新・全方位文法&語彙」です。

この本は現在出版されている問題集の中で最もPART5・6の語彙問題に対応している参考書です。特に900点レベル問題は難しめの語彙・語法問題のオンパレードとなっています。こちらの本もわからない問題はすぐに答えを見て覚えてしまいましょう。

900点レベル問題は上の究極のゼミ以上に語彙・語法に特化しているので自力で解こうとすると挫折することは必至ですし、知識がないと解けない問題が多いので考えるだけ無駄です。とにかくこのレベルは知識を入れることが大切です。

また、PART6の高難易度の問題を扱っているのは現在この問題集だけなのでその観点からも900点以上を目指す人はこの本は必須です。

新TOEIC TEST 900点特急

文法・語彙の最後は「TOEIC L&R TEST900点特急パート5&6」「新TOEIC TEST 900点特急2」を使います。

この本は上の2冊に比べると幾分簡単で1問毎に解答解説があるので取り組むハードルも低いといえます。実際、900点特急となっていますが、900点レベルの難しい問題を扱っているというよりも730点ほどのスコアがあれば瞬時に答えが分かってしまうような簡単な問題を省いていると言った印象です。

解説も丁寧なのと最新の傾向をしっかりと押さえているので文法・語彙の仕上げにはピッタリです。

TOEIC 読解対策のおすすめ参考書

TOEICの読解対策は、基礎固めの英文解釈さえきちんとできていれば後は解答テクニックを覚えて実践問題を解きながら読解特有の語彙を覚えればOKです。

TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7

PART7の対策は、まず「TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7」を使って、解答テクニックを総復習しましょう。

英文解釈をしっかりと行っていれば解答テクニックに頼らなくても十分にPART7を攻略できますが、それでも解答テクニックを身におくことによってケアレスミスが無くなるのに加えて、時間に追われることなく回答できるというメリットがあるので、必ず解答テクニックは確認しておきましょう。

TOEIC(R)テスト990点 新・全方位リーディング

PART7の演習は「TOEICテスト990点新・全方位リーディング」で行います。

本番よりも語彙が難しめで英文が長めのこの本で演習をこなすことによって本番の試験で余裕を持って取り組めるようになります。音声もついているのでしっかりと復習して読解で頻出するフレーズや単語は必ず覚えてしまいましょう。

この本と究極のゼミをこなせばまさに鬼に金棒状態でPART7本番に臨むことが出来るようになります。

TOEIC リスニング対策のおすすめ参考書

TOEICのリスニング対策は600点突破だろうが900点突破だろうがすることに変わりはありません。徹底した発音練習と解答テクニックの習得、そして頻出するフレーズの暗記です。

この内、900点を目指す人は発音練習と解答テクニックの習得はある程度終わっているものとして問題演習をしていきます。

もし、発音練習や解答テクニックが不十分だ言う人は「TOEICリスニング勉強法~初心者から900点までこの方法でOK~」を参考にしてみてください。

TOEIC® LISTENING AND READING TEST 990点突破ガイド

リスニング対策は最初に「TOEIC(R) LISTENING AND READING TEST 990点突破ガイド」を使って行います。

この本はリーディングは傾向とかなりズレていますが、リスニングについては攻略テクニックもしっかりと分析がされていますし、なによりもPART3・4の問題の難問だけを取り扱った問題を解くことが出来ます。

なので、攻略テクニックのおさらいと難問演習が一遍に出来る結構ありがたい本です。リスニングも傾向は少しズレていますが、900点突破を目指すための演習としては問題ないレベルです。なので、まずはこの本を攻略していしまいましょう。

TOEIC(R)テスト 990点 新・全方位 リスニング

リスニングの演習は「TOEICテスト990点新・全方位リスニング」でします。

全方位シリーズのリスニング編で、本番よりも難しめの問題を使ってトレーニングができます。PART1・2では正解が複数あって消去法が使えないのでしっかりと最後まで効くトレーニングができて本番にむけての万全対策をすることが出来ます。また、PART3・4は通常の構成ですが、設問が6つに増えているため、より集中して聞かなければならずこちらも負荷の掛かったトレーニングができます。

TOEIC900点を突破するための仕上げ

900点を突破するためにはやはり最後は時間を測って模試を解いて、自分の集中力が切れるタイミング、英語を2時間読み続けられる読解体力を知ることも重要です。特に最後のリーディングはPART7の問題集だけを解いている時は平気でも146問も問題を解いて読解に入るとどうしても長文が読めないということが起こります。なので、模試を使ってそういうことも把握して、対策(リーディング中にトイレに行くとか直前にチョコレートを食べる等々)を立てましょう。

TOEIC(R)L&Rテスト プライム模試400問

この「TOEIC(R)L&Rテスト プライム模試400問」は、タイトル通り今出ている模試の中では断トツのクオリティーを誇る模試です。

本番よりも難しめの問題(簡単な問題が省いている)で構成されているため、スコアが730点以上ある方にとっては非常に効率よく勉強することが出来ます。本番と同じ難易度の模試で時間を測って実力測定をすることも大切ですが、本番で起こる様々なノイズ(緊張や周りの音、焦りなど)を考えるとこのような難しめの模試で演習をしておくことは大切です。

どれも最新傾向を押さえているものなので最高の対策になります。

まとめ

いかがでしたか?この記事では「TOEIC900点を突破するためのおすすめ参考書」を紹介してきました。単なる表面的な対策ではなく、英語の実力を付けて確実に900点を突破するための参考書を厳選してお伝えしたので、これで900点を超えるために何をしたら良いのか分からないという悩みは解決できます。ぜひ参考にしてみてください。

それでは最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。