ぜ、長年勉強しているのに英語が聞こえるようにならないのか?」「英語のリスニングはそもそもどのように勉強をしていけばいいのか?」「リスニングの勉強法に指針はあるのか?」というような悩みを抱えている人は大勢いらっしゃいます。

そこで、このページではなぜ英語が聞き取れるようにならないのかを明らかにするとともにその対処法を紹介していきたいと思います。

このページの内容を知っているか知らないかで今後のリスニングが伸びるか伸びないかが大きく変わって来ることは間違いありません。

英語の音を覚えていない

 

英語を聴き取るためには、まず、英語の音を聞き取れるようになしなければいけません。しかし、脳が特定の環境(母国語)に最適化されるまでの期間=臨界期(大体7歳から13歳)を過ぎた私達大人の脳は英語の音を脳の中にある一番近い音(日本人の場合はカタカナ)に置き換えてしまいます。

なので、英語の音のカテゴリを脳の中に新しく作らなければ、いつまで経ってもカタカナに置き換えた音に聞こえるため、正しい英語の音を捕まえることが出来ません。

では、正しい英語の音のカテゴリを作るのにはどうすれば良いのかという発音練習しかありません。発音練習で意図して「L」や「R」等々の紛らわしい音を何度も脳に教え込んでいくことによって、徐々に英語を聴き分けるための回路が出来上がっていき英語が聞き取れるようになっていきます。

どれくらいの期間が英語の音を捉えるのに必要かというのには年齢などによる個人差はありますが、2週間もすれば聞こえ方に変化が現れ始め、1ヶ月も練習をすればほとんどの方が英語が見違えるほど聞こえるようになります。また、発音ということに関しても3ヶ月ほど練習すれば、私的に英語を使う分に関しては問題ないレベルになります。

発音練習で一番オススメなのは、やはり、良い先生にマン・ツー・マンレッスンを受けることです。ただ、日本人に正しく英語の発音を教えられる先生はほとんどいないという現実があります。

英会話学校などは乱立していますが、きちんと大学で発音矯正の指導を受け、人に教えるだけのスキルを持っている先生というのは非常に稀です。

そこで、「ネイティブスピーク」を使うことをオススメします。

ネイティブスピークはマン・ツー・マンレッスンには負けますが、自宅で英語の発音するには今現在発売されている教材の中では最も効果的なものになっています。

その理由は、ネイティブスピークは他の発音教材に比べて、極めて情報量が多い教材であることが上げられます。

ネイティブの正面と横からの映像に加えて、口の中の動きがCGで再現されていおり、さらに、振られた番号通りに舌を動かすだけという画期的なシステムになっています。また、「キスをする時のような口」「犬が唸っているように」というような説明があり、発音の感覚的なものまで事細かに押さえられています。

このように他の発音教材よりも圧倒的に説明が詳しく分かりやすいので短期間で発音を身に付けることが可能です。

単語・フレーズ・文法不足

多くの方が勘違いしていることですが、発音練習をして英語の音を捉えられるようになったからと言ってそれだけで英語分かるようになるというわけではありません。

これは少し考えると当然のことで、音として捉えることが出来るようになったとしても、捉えた音が理解できなければ全く意味がないからです。

では捉えた音を理解できるようにするためには何が必要かというと単語力と文法力です。

例えば、「wheelbarrow」や「windowpane」「podium」という単語が聞き取れたとしてもそれぞれ「荷物運搬用の一輪車」「窓ガラス」「演壇」という意味が分からなければ、理解できないことは明白です。

また、「Do you mind…?」や「…, aren’t you」、「why don’t you…?」などの質問提案の定型表現や「deliver a speech」「address a problem」「earn a good wage」などのビジネス特有の表現も押さえておく必要があります。

さらにネイティブが英文を組み立てるためのルールである文法を学ぶことによって、単なる単語の羅列ではないきちんとした文の意味を理解が出来るようになります。

特に多くの方はリスニングには文法力は関係ないと捨ててしまいがちですが、最低限の文法力があって始めて、リスニングが理解できるようになるということを忘れないようにしましょう。

では、最低限とはどのぐらいかというと「英文読解入門基本はここだ!」を理解出来るぐらいのレベルです。この本が理解できていれば基本的にリスニングに必要な英文法は十分と言えます。

また、単語に関してはTOEICにおいては、「TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ 改訂版 出る単特急金のフレーズ」を押さえておけば、単語やフレーズが原因で聴き取れないということはなくなります。

リテンション能力の不足

リテンション能力とは、聴こえたきた単語や英文を一時的に保持しておく能力のことを言います。

例えば、暗算などをするときに一時的に脳に数字を保持して計算しますが、この時に必要なのがリテンション能力です(ワーキングメモリとも言われます)。

例えば、同時通訳は、「There is something that I must say to you now.」という英文を聴いた際に、「ここに、存在する、何かが、それ、私、しなければならない、言う、あなたに、今」というように訳してるわけでなければ、「何かがある、それは、私が今あなたに言わなければならない。」というように訳しているわけでもありません。

彼ら(同時通訳者)は「There is something that I must say to you now.」という意味の区切りまでしっかりと聞いてから訳しているのです。もちろん、この訳す作業を行っている間も英語は流れてきますから、常に英語を保持しながら訳す作業を行っています。そして、これを可能にしているのがリテンション能力です。

TOEICなどの資格試験のリスニングではある程度頻出する表現は決まっているのでそれらを覚えてしまえば、リテンション能力がそこまで高くなくても乗り切ることは可能です。しかし、範囲が決まっていないストリートファイトの英語のリスニングではリテンション能力は必須です。

リテンション能力を伸ばすには、「シャドウイング」が一番効果的です。シャドウイングとは聞こえてきた音声を数秒(基本的に1・2秒)遅れながらそっくりそのまま再現していく方法です。

シャドウイングの効果は、「英語のリズムが身に付く」「発音が改善される」等々、色々と言われていますが、きちんとした講師の指導を受けずにするシャドウイングで伸ばせる効果はリテンションだけです。

シャドウイングはどれぐらい行えばいいのかというと1日に10分も行えば十分です。それも近くのコンビニなどに行く時にウォークマンなどを使って行えばよく、わざわざ時間をとって行わなくても十分です。ただ、毎日続けるようにしましょう。

使う教材は「英語は逆から学べ! 英会話トレーニング編」がオススメです。この本のCDはダブルバイノーラル録音がされており、まるでネイティブがそばで話しているような臨場感があります。また、取り扱われているテーマがTOEICと同じビジネスや日常シーンの会話なので無駄なく学習することが出来ます。

TOEICの参考書を使ってシャドウイングをしてもいいですが、TOEICの参考書の英文はあまり面白いものではないので、多少エンターテイメント性があるこちらの本をオススメします。

まとめ

いかがでしたか?今回は「あなたのTOEICのリスニングのスコアが上がらない本当の理由!!」を紹介しました。ここで上げたポイントを押さえて勉強をしていけば、リスニングのスコアは確実に上がっていきます。なので、是非参考にしてみてください。

それでは最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。