「TOEICのPART7で時間が足りない」
TOEICの勉強を教えていると、こういった悩みは本当によく聞きます。

特に2016年5月の改変以降、PART5の問題数が減り、PART6に英文挿入問題が出題されるになッタのことに比べて、PART7自体の文章量も増えたこともあり、時間内に解き終わらないという人は増えています。

実際、最新のアビリティーメジャーによると、PART7の正答率は50%ほどとかなり低くなっています。また、TOEICの公式サイトのスコア分布を見てみるとリーディングで395点(リーディングで時間内に解き終えていると思われるスコア)以上の方はたったの10%しかいません。

このようにPART7を時間内に解き終えるということはかなりの難問になっています。

では、どのようにすればPART7を時間内に解き終えることが出来るようになるのでしょうか?

今回はその方法についてご紹介します。

1.背景知識の欠如

英語/日本語にかかわらず、文章を早く読むためには背景知識があるかどうかはかなり重要です。

例えば、私は法学部出身なので法律に関する本は300ページほどの本であれば2~3時間もあれば読めますが、経済学の本のような知識がない本だと入門書でも半日ぐらいはかかってしまいます。

このように自分が読もうとしている分野の背景知識があるのかどうか(TOEICだとどのような文章が出題されるのかを知っているか知らないか)は読むスピードに大きな影響を与えます。

背景知識の欠如への対策

TOEICにおける背景知識を身に付けるには公式問題集のPART7の日本語訳を読むのが一番ですが、公式問題集は値段が高いのに加えて、大判のため、外出先や移動中などのスキマ時間に使うの適していません。

なので、「読解特急シリーズ」を使うことをオススメします。読解特急は新書サイズでスキマ時間に使うのに適しているのに加えて、TOEIC講師として定評のある神崎正哉先生とTEX加藤先生、ワーリナ・ダニエル先生が作られているだけ合って使われている英文はTOEICの本番と遜色のないものになっています。

このシリーズで最新のものを2~3冊しっかりと回せば背景知識歳は十分になります。

2.単語・読解文法不足


当然のことですが、単語力や読解文法力不足だと英文を速く読むことは出来ません。この中でも単語力は多くの人は気を付けて対策を取りますが、読解文法力不足については、認識すらしていない人が多いという現状があります。

その理由は非常にシンプルでTOEICの英文は一見するとメチャクチャ読みやすそうに見えるからです。TOEICはビジネス英語を基にしているため誤解を招くような複雑な構文は避けられているので、ほとんどの英文はある程度の文法の基礎が出来ているとスラスラとよむことが出来ます。

しかし、よくよく英文を精査してみると難し目の英文が結構使われています。例えば、関係代名詞や分詞構文、仮定法などの比較的複雑な構文が使われています。ここら辺は、多くの人が見落としがちですがしっかりと勉強して当然の知識としておくことで読む正確性と英文を読むスピードが書く前に上がります。

なので、時間内に解き終えることが出来るようになるなるためには、読解に必要な文法もしっかりと対策をする必要があります。

単語・文法力不足への対策

まず、単語力の対策は「本番そのままプラチナボキャブラリー」がオススメです。この本は本番と同じ形式の英文を使って単語を覚えることが出来るので、読解独自の単語を覚えることが出来ますし、最近、出題が相次いでいる難語も載っている。今現在、一番TOEICの傾向を表しているのでオススメです。

読解文法力不足は「英文読解入門基本はここだ!」を一冊こなせば基本的にはTOEICに必要な読解文法は十分です。万全を期したい方は、「魔法の英文読解ノート」があります。こちらはTOEICの英文よりもレベルが高いですが、このレベルの英文がしっかりと読めるようになると、本番でもスラスラと読めるようになります。

3.解答テクニックが身に付いていない

TOEICにおいて効率的な解き方=解答テクニックを身に付けることは重要です。特に2016年5月の改変以降は読む文章量が増えており、解答テクニックを身に付けていないと時間が足りなくなることは明白です。

特に現在のスコアが730点以下(リーディングが350点以下)の方は効率的な解き方を身に付けることによって大幅なスコアアップが可能です。

解答テクニックの対策

解答テクニックを身に付けるのにオススメなのは、「TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7」です。この本はPART7に必要な解答テクニックが完全に網羅されています。問題数も多く、十分過ぎる対策が出来ます。

その他

最後にプラスαとして重要な対策をお伝えします。

まず、一つ目はマークシート用のシャープペンシルを使うということです。

リーディングは全部で100問の問題があり、1問4秒で塗りつぶすとすると6分40秒かかります。これをマークシート用のシャープペンで半減できれば3分20秒もの時間を作り出すことが出来ます。TOEICにおいて3分20秒はかなりの時間で、マルチパッセージ2問分ぐらいの余裕が生まれます。なので、絶対にマークシート用のシャープペンシルは使いましょう。(オススメは、「ステッドラー/シルバーシリーズ2mm芯シャープペンシル」です。2mmという通常のシャーペンの4倍の太さがあるのでスラスラとマークシートを塗りつぶすことが出来ますよ。)

二つ目、糖分の摂取です。

TOEICは200問2時間という時間が非常にシビアなのに加えて、問題形式がドンドンと変わっていくので脳の疲労が半端ではありません。

実際、しっかりと糖分の摂取していないとPART7に来る頃までにはエネルギーを使い果たしてもう問題を解く気力がないということが起こりますし、そこまで行かなくても問題に集中できないということがあります。なので、それに耐えられるだけの栄養を補給しておくことは大切です。

チョコレートやコーヒー、栄養ドリンクなどによって試験直前に栄養補給しておくことが鉄板ですが、万全を期したい方は「ぶどう糖」を取ることをオススメします。

コーヒーや栄養ドリンクはカフェインや一部のビタミンの影響で試験中トイレに行きたくなる可能性が上がりますし、チョコレートは一気に血糖値を上げるので量を間違うと頭がボーっとして序盤のリスニングで集中できないということが起こります。なので、そういった心配をなくしたい方は純粋なブドウ糖を摂取しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は「TOEIC PART7の時間が足りない時の勉強法と対策」をお伝えしました。この記事を参考にしていただければ、PART7で時間切れになるということはなくなると思います。

それでは、最後までお読みいただきましてありがとうございました。