TOEICの勉強を続けようと思ってもなかなか続かないといった人も多いと思います。

特にこれまであまり勉強をしてこなかった人にとっては、最初は勢いよく始めたとしてもすぐに息切れして挫折してしまうというのは本当に多いと言えます。

もちろん、これは勉強だけに当てはまることではなく、筋トレやダイエット、お酒や煙草を止めるといったこと全般に言えることです。

では、TOEICの勉強を続け、習慣化させるにはどうしたらいいのでしょうか。

どうして勉強を続けられないのか?

どうして勉強を続けられないのかというと、それは人間の本能によるものです。

人間には、現在の状況を維持しようとする機能(石井裕之さんの言葉では現状維持メカニズム)が備わっています。これは、環境の変化に対して、生体を常に一定に保とうとする働き=恒常性維持機能(ホメオスタシス)の生体反応を精神状態に拡張した働きとも言えます。

つまり、人間には今の状態を徹底的に維持しようとする働きが備わっているのです。

この働きがあるため、人がなにか新しいこと(それが自分にとってプラスになることであっても)を始めようとしても、すぐに挫折してしまうのです。

TOEICの勉強を習慣化させるたった一つの方法

では、TOEICの勉強を習慣化させるにはどうしたらいいのでしょうか?

その方法はたった一つしかありません。

それは・・・

脳に変化を気づかせない

ということです。

脳に変化を気づかせない

脳が変化を嫌うのであれば、脳に変化を気づかせなければ新しい習慣を作っていくことが可能です。

方法はとても簡単です。脳が変化に気づかないぐらい少しずつ習慣を作っていくだけです。具体的には、熱が40度あっても続けられるような絶対にできることから少しずつ勉強を始めるということです。

例えば、朝起きたときに必ず単語帳又は参考書を1ページ眺める(☓覚える)といったような絶対できることを2・3週間続けることによって、勉強をする習慣を作っていくのです。

このときに注意しないといけないことは、必ず何があっても絶対にできることから始めることです。誰もが、最初はモチベーションが高いため、一日に参考書を30ページ読むとか単語帳の単語を100個覚えるといったような高いノルマを設定しがちですが、それでは絶対に挫折します。

なので、あくまでも何があっても(たとえ熱が40度あっても続けられるような)絶対にできることから始めることが大切なのです。

この方法を行う時は、以下のポイントを抑えて行うと効果が倍増します。

理解しやすい参考書で行う


勉強の習慣を作っていくにあたって参考書を選ぶことは何よりも重要です。

参考書を選ぶ基準としては、自分がまだ習っていないページやよく理解できていないページ、英語の参考書の場合は、関係代名詞などの難し目の文法事項の項目をめくってみて、すんなり理解できるかチャックする。

もし、よく理解できていないというのであれば、その参考書は自分には合っていない又は著者の理解させる能力が低いということなので、そういった参考書は棚に戻して、別の参考書を選ぶ。

特に初心者の場合は、「会話調」「大きな文字」「広い行間」「1ページの文字数が少ない」「イラストが多い」などと言った少し平易に感じるものを選ぶと負荷が少なくなって続けやすい。

負荷が高い=普段とは違うということなので、いきなり負荷の高い参考書で勉強を始めると挫折する原因になります。

すぐにできる状態にする


勉強を続けるにあたって、その勉強が直ぐにできる状態にしておくことも重要です。

勉強を始めるまでに何か障害(本棚から本を取らないといけない等々)があると、勉強の習慣がついていない人はまず続きません。

なので、出来るだけ勉強を始めるまでの障害をなくす必要があります。

例えば、常に枕元に参考書を置いておくといったことやカバンの中に入れておくなどすぐに勉強をできる状態にしておくことが重要です。

また、勉強を始めるページにもポスト・イットを貼っておく、栞を入れておくなどしてすこしでもストレスなしに勉強を始められる状態にしておきましょう。

わざわざ勉強の環境を整えすぎない


勉強の環境を整えすぎないということも大切です。

勉強を習慣化するにあたって机に座って勉強をするといった場合、普段から机に座る習慣がない人にとっては、机に座ると言う行為と勉強をすると言う行為の二つを一気に習慣化することになり、ハードルが高くなります。

なので、出来るだけ今の状態を変えることなく勉強を生活の一部に加えていくということが非常に大切になってきます。

例えば、いつも漫画を読んでいる体勢で漫画を読む前に1ページだけ参考書を読むとか、車で通勤している場合は、車で聞いているCDを英語の教材に帰るとかといった感じです。

とにかくできるだけ環境を変えずに少しずつ勉強を加えていくということが大切です。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

今回は「TOEICの勉強を習慣化させる方法」を紹介しました。今回のことを簡単にまとめると脳に変化を気づかせずに少しずつ勉強を取り入れていくということです。

具体的には勉強を始めるにあたって、とにかくハードルを下げてどんな状態でも続けられる勉強から始めましょう。

最初は量が少なすぎてこれでは効果が出ないと思われるかも知れませんが、23週間して一度勉強の習慣が身につくと勉強量を増やしても続けることが出来るようになるので、最初から一気に大量に勉強を始めるよりも結果的に成果が出やすくなります。

特にこれから勉強を始めるという人にとっては、このミニマムステップがとても大切なので、少しづつ始めていきましょう。

それでは、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。