「あぁ、だるくて、なんにもやる気がおこらない。」
「勉強をしていても効果が出ている気がしない。」
「やる気ってどうしたら出るのだろうか?」

あなたも一度はこのようなことを思ったことはあると思います。

また、

「TOEICで860点を取って、海外勤務したい」
「会社で出世するためにハイスコアをとりたい」

というふうに明確に目標があったとしても、何もやる気が起こらないことってありますよね。

こういったことは勉強をしていく上で誰にでもあることだと思います。

そこで、今回はやる気が起こらないときにやる気を出すヒントを紹介したい思います。

この方法は私が現在進行形で使っている方法でモチベーションをすごく上げてくれる方法です。

この方法を使うことによって、

よ〜し、やる気満タン。

と、気持ちを一瞬で切り替えられ、勉強をやる気がドンドンと湧いてくるようになります。

方法はとっても簡単ですが、
心理学と脳科学に基づいた科学的に証明されている方法です。

やる気を出す心理学と脳科学に基づいた科学的方法

では、いよいよ
やる気が起こらないときにやる気を出す方法を紹介します。

1.象を起こせ


まずは、一つ目は「象を起こせ!!」です。

バージニア大学の心理学者ジョナサン・ハイトはその著書「幸せ仮説」で、感情に、理性象使いに例えています。

象と象使いの関係は一見すると象使いがリードしているように見える。

しかし、実際は象使いは象に比べれば非常に小さく、6トン近くある象と行きたい方向が違った場合は象使いに勝ち目はない。

言い換えるなら感情を動かさない限り、やる気は起きないということです。

ではどうやって、感情を動かすのか?

その方法については、スタンフォード大学ビジネス・スクールのである「チップ・ハース」はその著書「スイッチ! 〔新版〕― 「変われない」を変える方法」の中で行われた実験にヒントがあります。

それはいかにアメリカ人の飽和脂肪を減らすのかという実験です。

そこでは牛乳をコップ一杯飲むとベーコン約5枚分の飽和脂肪が摂取されるという訴えたり、コップ一杯分の飽和脂肪を試験管に入れて見せるという方法が行われました。

そして、牛乳から低脂肪乳に切り替えようと言うメッセージが添えられました。

その結果、低脂肪乳の市場シェアが18%から41%に増えたと報告されています。

また、日本でもジュースの飲み過ぎに対する警告として次のような画像が話題になりました。

牛乳がいくら飽和脂肪が多いと論理的に訴えても、ジュースがいくら体に悪いと論理的に訴えても全く動かなかった人が、上の写真(実際にはもっと作り込まれた写真)を見せられただけで、牛乳を低脂肪乳に変えたり、ジュースをお茶や水に変えたりする人が増えたのです。

つまり、象を起こす(感情に訴える)ことこそがやる気を出させる一番の方法なのです。

象を起こす具体的な方法

では、具体的には象を起こすにはどうすればいいのでしょうか?

それはずばり、以下のような写真を見える所に貼ることをおすすめします。

この写真はあくまでもイメージで、実際には自分がベンチで寝転がっている写真等をスマートフォンなどで撮って、白黒に加工し文字を入れましょう。

そして、これを家で一番目立つ所に貼っておきましょう。

そうしたら次に、参考書が入っている本棚に英語ができるようになったときの理想の姿を貼りましょう。

この時も写真に自分の姿を合成して貼り付けると非常に効果的です。

そして、どちらの写真にも自分の姿があることが大切です(自分の姿はめちゃくちゃ雑な合成でも構いません。パソコンが苦手な方は自分の姿をハサミなどで切り取って写真に貼り付けてしまいましょう)。

この二つの写真が「象を起こす」方法です。

一枚目の写真で、象を不安にさせて、二枚目の写真で不安をなくすための方法を提示することによって、やる気が起きるという仕組みです。

ちなみにこの二枚の写真のギャップがあればあるほど効果があることが分かっていますので、少し手間かもしれませんが、作成してみましょう。

2.最初の一歩を変える

やる気が出ない原因として、最初の一歩の曖昧さとその大きさにある。

つまり、つまり最初に何をしていいのかがはっきりと決まっていない場合と最初の一歩がそれを踏み出すのが億劫になるぐらい大きいことがあげられる。

では、どうすればいいか?

1.選択肢を減らす


決定麻痺(ディシジョン・パラリシス)という言葉を聞いたことはないだろうか。

これは選択肢が多すぎると、その選択を先延ばしにしたり、選択すること自体をやめてしまうということを指す心理学の用語です。

そして、これは残念なことにそれがどんなに優れた選択肢であっても起こることが分かっています。

では、この決定麻痺(ディシジョン・パラリシス)を止めさせるにはどうしたらいいのか?

決定麻痺(ディシジョン・パラリシス)の一番の原因は、選択肢が複数あることなので、とにかく選択肢を減らす。

TOEICの勉強だと、単語や文法、読解、リスニング等色々あるが、この1週間は単語しかやらないとかこの単語帳しかやらないと言ったふうに決めてしまう。

2.行動を小さくする


ロック歌手のビリー・ジョエルは来日した際のインタビューで、
成功するための秘訣を聞かれて次のように答えました。

「夢はでっかく持つんだ。でも行動は小さく始めろ!!」

大きく行動するというのは出来るのに越したことはありません。

しかし、人間には恒常性維持機能(ホメオスタシス)という現状を維持しよう機能があります。

そして、いきなり大きく行動しようとするとそれだけ強い恒常性維持機能(ホメオスタシス)が働いて、すぐにやる気がなくなってしまいます。

また、いきなり大きく行動を設定するとやる気自体が出ないということが起こります。

なので、できるだけ行動を小さくするようにしましょう。

3.行動を具体的にする


行動を具体化するのがどうしていいのかを説明するにあたって、まず、真逆の抽象的な行動を考えてみたい。

例えば、「英語を勉強する」という行動目標があったとする。

これでは、「いつ」「どこで」「何を使って」「どのように」と言ったふうになって行動に移すことは出来ない。

では、「英単語を覚える」というのではどうか?

これも同じで、「いつ」「どこで」「何を使って」「どのように」というふうになる。

脳というのは実際に行動を起こさえようとするよりも分析するのが大好きなのだ。

なので、脳にやる気を起こさえるには徹底的に具体化する必要がある。

例えば、「TOEICのリーディングに必要な単語を最速で身につける方法」で紹介したように『「TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ」を【寝起きに3回、通勤中に1回、昼休みに1回、帰宅中に1回、寝る前に3回】ウォークマンやipodを使って倍速で聴く』といったふうに徹底的に具体化する必要がある。

3.とにかく行動する

上でも書きましたが、脳というのは行動を起こさえようとするよりも分析するのが大好きなんです。だから一度、頭で考え出すとやる気は大きくなるどころかなくなっていきます。

なので、

「考えないで、まずやる!」

というのがやる気を出す一番のコツです。

実際、行動することでやる気はドンドンと加速していきます。

もし、仮に1分しか勉強が出来なかったとしてもそれはそれでOKです。

とにかく、勉強をすると決めて少しでも勉強したということが大切なのです。

それに1分しか勉強が続かなかったと言うような場合は、やる気の問題というよりも体の問題(疲れている)という方が大きいのです。

心理学者の友人に聞いた話によると、カウンセリングに来る半分以上の患者は生活習慣を変えるだけで治ると言っていました。

プロに相談にいく人でさえ、半分が生活習慣と言うのは驚くべきことです。

言い換えるなら、取り敢えず始めてみて続かないようなら生活習慣を疑えということです。

まとめ

では、最後にまとめです。

ここまで書いてきたことをもう一度おさらいしておきましょう。

    1. 象を起こす!!

「象を起こす!!」=「感情を動かす」にはいかに強い刺激(イメージ)を与えるかが重要。具体的には、行動をしなかったためにホームレスになっている写真を一番目立つ所に貼って、その避けるための写真を本棚など目標達成するための行動に必要なものの所に貼る。

    1. 最初の一歩を変える

やる気を出すためには、最初の一歩を徹底的に「絞り込んで」「小さくし」「具体的にする」ことが大切。最初の一歩が少しでも複雑だった場合はやる気というのはなかなか起きないものと肝に銘じておく。

    1. とにかく行動する

最後はとにかく行動あるのみ。結局は無理矢理にでも初めてしまうというのが最強の方法。

やる気に関しては、根性論や精神論がはびこっていますが、このサイトでは心理学や脳科学的に効果があるものだけを集め、実際に試して見て効果のあるものだけを紹介しました。

大学や研究機関の折り紙付きの方法なので、やる気がでない方はぜひ試してみてください。

それでもやる気がでないという人は・・・

色々と書いてきましたが、最後にもう一つだけ効果のある方法を紹介します。

それは音を使うという方法です。

例えば、映画の「ロッキー」の音楽を聞いたらやる気が出るというのは、ある年齢以上のかたは納得していただけると思います。

また、ジムに行くときに音楽を聴きながらトレーニングをしている方も多いと思います。

実際、音楽は音遺産と言われるように脳に影響をあたえるものがたくさんあります。

詳しいことは今回のテーマから外れるので割愛しますが、音というのはそれほど力を持っています。

ただ、勉強をしながら音楽を聴くとなると勉強の定着に影響が出ることが分かっています。

なので、勉強専用にカスタマイズされた音を聴くというのをおすすめします。

具体的には、

です。

詳しくは私が説明することではありませんが、最新の心理学や脳科学に基づいて作られているだけあって、効果は桁違いです。

どうしてもやる気がでないという方はぜひお試しください。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。