「就活のためTOEIC600点を取りたい」
「昇進のためにTOEIC600点が必要」
「将来のためにTOEIC600点ぐらいは欲しい」

新卒採用や転職で英語力をアピールする場合も、TOEIC600点の取得は必須です。また、会社に入った後も昇進や昇給の条件になっているところも増えて来ています。

大学や高校では単位認定などにも採用されてきたいるため、最低でもTOEICで600点はとっておきたいという方は非常に増えてきています。

TOEIC600点以上というのはTOEICの平均点が580点前後だということを考えると、平均よりも少し上、言い換えるなら他の人よりもしっかりと英語を勉強しましたという社会的信用を得られるレベルということです。

TOEICで595点以上の割合は46.7%となっており、一般的な人よりも英語が出来ますよというアピールが出来るのが大体600点以上となります。なので、TOEICを受けるにあたってまず最初に目指すべき点数と言えます。

では、短期間でTOEIC600点を達成するにはどのように勉強をしていけばいいのでしょうか?

TOEIC600点を短期間で達成するために必要なこと

まず、最初におさえて置かなければならないことは、TOEIC600点を目指す勉強法とそれ以上の高得点(730点以上)を目指す勉強法は全く別物だということです。

なぜなら、TOEICで一定以上の高得点(730点や860点若しくはそれ以上)を目指す場合はしっかりとした英語の基礎力を身につけながら、スコアアップをしていくという方法が必要ですが、TOEIC600点ということだけを考えた場合、最低限の知識さえ押さえればあとは試験テクニックでなんとかなる点数だからです。

なので、1ヶ月や2ヶ月といった短期間で600点を取りたい方は、無駄なことをせずに本当に必要な勉強だけをしてさっさと600点を達成してしまいましょう。

では、具体的に最低限抑えるべきところはどういったところなのかをこれから書いていきたいと思います。

TOEIC600点を短期間で達成するために必要なのは以下の項目です。

  • 単語の暗記
  • TOEICにおいて語彙の学習は絶対に外せません。TOEICはビジネス英語を主体としているため、大学受験の単語の知識では太刀打ちできないということがあります。

    例えば、大学受験ではassumeは「想定する」と言う意味でよく使われますが、TOEICでは、assume the responsibility of the damage「その損害の責任を負う(引き受ける)」というように「負う(引き受ける)」と言う意味で出題されます。

    このように知っている単語であってもビジネス英語でどう使われるかを押さえていないとTOEICでは使えないのです。

  • 発音練習
  • 私たちの脳には、臨界期というものがあり、特定の年齢をすぎると受動的な学習(聞き流すだけとか画面を見つめるだけの学習)は非常に困難になります。

    語学を例にすると、私たちは13歳前後を境にして、聞き流しだけで語学を身につけると言ったことはまず不可能になると言えます。

    これは脳が日本語環境に適応・固定化されてしまったため、日本語とは異なる周波数や文法体系をもつ英語などの他の言語に適応できなくなってしまうからです。

    簡単に言うと、私たちの脳は英語を聴いたときに一番近い母国語の音「カタカナ」に変換してしまうため、英語がいつまで経っても聞き取れるようにならないということです。

    これを解消するには正しい音を脳に覚えさせるしかありません。

    そして、脳に正しい音を脳に覚えさせる一番効率的な方法が発音練習なのです。なので、発音練習は必須と言えます。

  • 最低限の文法のマスター
  • TOEICで高得点を狙うなら、文法はTOEICとは直接的には関係が薄い分野であっても包括的に勉強し、英文法全体をより深く理解することが大切です。

    一方で、600点を取ることだけを考えるなら、文法は押さえておかければまずいコアの部分だけを学習し、後はTOEIC特有の出題ポイントを徹底的に繰り返して学習するという方法が効果的です。

    TOEICは品詞や主従の一致など出題される文法項目がかなり限定されているので、文法問題を7割程度解くことを目標にする場合はかなり思い切った学習が可能です。

  • 解答テクニック
  • 短期間でスコアを伸ばすためには解答テクニックは欠かせません。

    特に消去法や先読みのテクニックは、600点超えを目指す人だけでなく、730点、860点を目指す人にとっても絶対に必須です。

    その中でもTOEICのスコアが600点までの人は解答テクニックを学ぶだけで、簡単に100点から150点は上がります。

    それほどまでに解答テクニックは重要なのです。

  • 試験本番の裏技
  • 試験本番でスコアを上げるためのちょっとしたコツや裏技などを知っておくだけでも試験を余裕をもって受けれるようになりますし、問題を解く時間を大幅に減らすことが可能です。

TOEIC600点 おすすめ参考書と勉強法

では、ここからはおすすめの参考書をあげならがら、勉強法をご紹介します。

TOEIC単語帳のおすすめ

システム英単語TOEICテスト


TOEICで600点を目指す方にオススメの単語帳は「システム英単語TOEICテスト」です。

この単語帳は、TOEICの公式問題集を始め、ベストセラーになっている日米韓の参考書・問題集を分析した1,320語を頻度順に掲載したものです。

単語はすべて3語~7語程度のミニマムフレーズで、試験に出るそのままの形で覚えることが出来るようになっています。

さらにこの本の音声は「アメリカ英語⇒日本語⇒アメリカ英語⇒イギリス英語」というようにフレーズが3度も読み上げてくれるので記憶の定着が他の本よりも高いと言えます。

巷では、600点に目標を絞った単語帳というのも色々と発売されていますが、単語に関しては全パートに関わってくるので、600点向けの単語帳ではなく、こういったしっかりとした単語帳を使いましょう。

実際、600点向けの単語帳を覚えるのもそれ以上のレベルの単語帳を覚えるのも労力は全く変わりません。なので、TOEIC全体をカバーしている単語帳を覚えた方が圧倒的にお得なのです。

システム英単語TOEICテストの使い方

システム英単語TOEICテストの使い方は簡単です。

音声をスマートフォンやウォークマンなどのスピードコントロール機能を使って倍速で音声を聞きながらテキストを目で追っていくただそれだけでOKです。

ポイントは1日で1周をするということです。この本の音声は3時間で1周なので倍速にすると90分ほどで1周が可能です(パソコンの場合はnaveplayerなどのフリーソフトを駆使すれば3倍速や4倍速で音声を聞けるので更に時間短縮になります。)。一気に90分はきついかも知れませんが、細切れの時間(通勤・通学や待ち合わせの空き時間等々)を使うなどして分割しいけば可能だと思います。

とにかく、この本を1日1周することを本番まで続けましょう。学習のポイントとしては覚えられたかはチェックしなくてもいいということです。1日1周していれば、嫌でも頭に入りますし、この単語帳では覚えられなくても毎日その単語に触れていることが触媒となって他の参考書(総合対策本や文法書)で出会ったときに深く刻み込まれるので、結果として覚えることが可能です。

TOEIC発音教材のおすすめ

TOEICの発音教材のおすすめは、「TOEICリスニング勉強法~初心者から900点までこの方法でOK~」でも書いているように「ネイティブスピーク」です。しかし、600点を目指すのであれば、そこまでお金をかけられないという方も多いと思います。

そこで、代わりとして以下の参考書をオススメします。「ネイティブスピーク」に比べると、発音の仕方(口や舌の使い方)が分かりづらいため、効果が出るまでに少し時間がかかりますが、それでも1ヶ月しっかりと勉強すればTOEICレベルであれば問題ありません。

英語耳

英語耳の最大の特徴はすべての音が約25分ほどで学べるということです。英語耳のCDは男性約25分・女性約25分の同じ内容で構成されており、基本的に片方だけを学べばいいので、一日25分で英語の音がすべて学べることになる。

また、すべての音が通常よりも強調されて発音されているので、ターゲットとなる音が他の本よりもつかみやすくなっているのも特徴です。

英語耳の使い方

英語耳の使い方は、発音の仕方をテキストで確認した後、CDに合わせて発音をしていくだけです。この本も一日25分の発音練習は必須です。

TOEIC文法書のおすすめ

TOEICの文法書は数多くありますが、今現在初心者におすすめなのは、以下のものです。

出るとこ集中10日間! TOEIC®テスト 文法編


文法対策で最初に使う本は「出るとこ集中10日間!TOEICテスト文法編」です。

この本はTOEICのPart5で出題される文法項目が解き方と共に紹介されている良書です。

通常のTOEICの文法書とは違い問題を解くときの頭の働かせ方(実際にどのように問題を解くのか)が載っているので、まさに初心者にピッタリの本です。

文の構造に焦点をおいて、しっかりと図解がしてあるので600点を目指す人だけでなく、それ以上の点数を狙う人にも十分に対応しており、730点までの人の基礎固めには最適と言えます。

出るとこ集中10日間! TOEIC®テスト 文法編の使い方

この本は10日間完成となっていますが、本当に10日かけて取り組むようではスコアは絶対に伸びません。最初は3日ぐらいで1周し、2回目は2日で1周、最後は1日で1周というようにして1週間以内に3周してしまいましょう。

短期間で繰り返すことによって、知識がしっかりと定着しますよ。

TOEIC(R)TEST必ず☆でる文法スピードマスター


出るとこ集中10日間! TOEIC®テスト 文法編の知識を定着させる問題集としておすすめなのは「TOEIC(R)TEST必ず☆でる文法スピードマスター」です。

この本は今現在、TOEICの文法対策本としては断トツの1位と言っていい内容です。

私を含めTOEICで900点以上のスコアを毎回取っている人ですらこの本をTOEICの直前期に見直すという人が大勢いるぐらいの本です。

実戦形式問題の66問とその選択肢を使った練習問題(66*4)の330問の頻出問題が項目別に収録されており、文法の知識を実践問題を通して整理するのには本当に最適です。

この本をしっかりとやり込めば、一部の語彙問題や難問を除いて、PART5はほぼほぼ間違えなくなりますよ。

TOEIC(R)TEST必ず☆でる文法スピードマスターの使い方

TOEIC(R)TEST必ず☆でる文法スピードマスターの使い方の使い方はそのままでとにかく繰り返して問題を解く。ただそれだけです。

TOEIC解答テクニック本のおすすめ

TOEIC解答テクニック本は2種類あり、一つは消去法や先読みなどの絶対に身につけて置かなければヤバいもの、もう一つは必須ではないがスコアUPに大幅に貢献してくれるものになります。

TOEICで600点を目指す方はどちらもしっかりと学んでおく必要があります。

また、TOEICで600点を目指す方はこういった解答テクニックが書かれた本を多めに読んでTOEICを何度か受けないと掴めないTOEICの勘所を身につけることが目標達成の近道になります。

マンガで攻略!はじめてのTOEICテスト全パート対策

マンガで攻略!はじめてのTOEICテスト全パート対策」はマンガや図解などをふんだんに使ってTOEIC攻略に絶対必要な攻略テクニックを身につけることが出来る本です。

消去法のときのペンの動かし方や先読みの正しいやり方などがマンガや図解で説明されているので、しっかりと理解することが可能です。

紹介されている解答テクニックはTOEIC対策における常識とも言えるものですが、これを知っているかどうかでスコアが大幅に変わってくるので、まずはこの本の内容をしっかりと見に付けましょう。

TOEIC(R) L&Rテスト 超即効スコアUPテクニック114


TOEIC(R) L&Rテスト 超即効スコアUPテクニック114」は「マンガで攻略」とは違い、もっと直接的な攻略テクニックを紹介したものです。

『列の写真は「in a row」が正解になりやすい』『森の小道はまっすぐなら「run」曲がっていれば「wind」』といった超直接的なものから、『マルチパッセージは「数」「人物」を意識しながら読む』といった正当な攻略法まで114個のテクニックが紹介されています。

直接的な攻略テクニックが多いため、一回のTOEICで使えるテクニックは半分ぐらいになりますが、TOEICを何回も受けないと分からないTOEICの勘所が理解できるのでかなりおすすめです。

TOEIC L&R TEST 「正解」が見える86のコツ


TOEIC L&R TEST 「正解」が見える86のコツ 」は上の「超即効スコアUPテクニック114」同じ種類の本ですが、こちらはより細かなテクニックが盛り込まれています(「超即効スコアUP」が600点、「「正解」が見える86のコツ」は730点までを対象といった感じです)。

日本よりもTOEICの問題が難しい韓国のTOEICの講師の試験の分析本なので、今後、さらに難化することが予測されるTOEICにも十分に対応しています。

また、練習問題も豊富についているので、しっかりとテクニックを身につけることが出来ます。


解答テクニックやTOEICの勘所はこの3冊をしっかりとやれば身につきます。本来なら4・5回ほどTOEICを受けないと掴めないポイントが身につくので、スコアが600点以下の方は本当にスコアが劇的に上がりますよ。

試験本番の裏技

試験本番には得点を上げるための色々なポイントがあります。

マークシート用のシャーペン

まず、最初に「シャープペン2mm スタビロ エトランジェ・ディ・コスタリカ」を使うことをオススメします。

このシャーペンは、2mmとなっており、通常のシャーペン(0.5mm)の4倍となっています。TOEICは200個のマークシートを塗りつぶさないといけないため普通のシャーペンだと3・4回なぞらないといけないので、1問を4秒で13分20秒もかかります。

これをマークシート用のシャーペンを使うと1・2回で住むので半分の6分40秒で全てのマークシートを塗りつぶすことが可能です。

つまり、マークシート用のシャーペンに変えるだけで6分40秒もの時間を作り出すことが出来るのです。

TOEICは時間がギリギリの試験なので、6分40秒も時間が作り出すことができれば、精神的な余裕とPART7の読解問題で本文をじっくりと読むことが出来るようになるので、スコア換算で50点ぐらいは上がってしまいます。

なので、マークシート用のシャーペンはかならず使うようにしましょう。

チョコレートを食べる


チョコレートには、テオブロミン(大脳皮質を刺激し、集中力、記憶力、思考力を高める)やポルフェノール(脳由来神経栄養因子と脳由来成長因子を増やし、集中力、記憶力、思考力を高める)、ブドウ糖(脳のエネルギー源)など脳にいい栄養素が満載で試験前にはもってこいの食べ物です。

ただ、一般的なチョコレートは砂糖を大量に含んでいるため、急激に血糖値を上げた後、急降下させるため、試験終了までその効果は持続しない(はっきり言って、逆にマイナスになる)。

なので、試験で効果を発揮したいなら、カカオの含有率が85%以上のものをオススメします。

トイレを我慢しない


試験中、時間がもったいないと言う理由でトイレを試験終了まで我慢する人がいますが、それは間違いです。

トイレを我慢している状態では脳はパフォーマンスを最大限に発揮することは不可能です。

また、トイレで顔を洗ったり、軽いストレッチなどをすることによって、体の緊張が筋肉のコリがほぐれて、脳に血液が周りだし、集中力が回復し、結果的にスコアがよくなります。なので、トイレに行きたくなったら行くというのが鉄則です。

ただ、たしかに時間は消費しますので、体調に合わせて判断しましょう。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?今回は「初心者がTOEIC600点を突破する勉強法と参考書」をご紹介しました。これで、あなたも600点は取れるようになります。

それでは、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。