TOEICにおけるパートごとの具体的な対策を紹介する前に、TOEICを勉強をしていくにあたって、知っておかなければならない基礎的なこと(参考書の読み方や暗記のコツ等々)を紹介したいと思います。

とは言っても難しいことは何一つありません。

覚えておくことはたったの一つ、

「短期間で繰り返す回数を増やす」

ただこれだけのことです。

当たり前すぎることですが、多くの人はこれが出来ていません。実際、多くの方は単語帳は何度か繰り返して取り組むのに参考書は2・3回読んだらそれで終わりで、次の参考書に移ってしまいます。これでは、理解・記憶させるのは不可能です。

もちろん、勉強の初期段階の知識があまりない段階においては、一冊を何度も繰り返すよりも、同じレベルの入門書を何冊か一気に読んでしまったほうが理解が早い(いろいろな角度からその科目の全体像が眺められるため)ということは脳科学的に証明されています。

しかし、入門段階を過ぎその勉強のコアの部分に入ってくると、知識の理解・記憶を促すためには一冊を何度も繰り返す必要があります。もちろん、ここで言う何度も繰り返すとは多くの方の想像よりも多いことは言うまでもありません。

天才でも7回繰り返している

少し前に話題になった「7回読み勉強法」の著者である山口真由さんは、東大を主席で卒業後、財務官僚→弁護士→ハーバード大→東大大学院に進んだという我々凡人からすると超のつく天才です。

そんな人でも参考書を読む時は7回繰り返していると著書で書かれています。もちろん、一回一回精読しているわけではないですが、それでも7回読んでいます。

また、こちらも東大大学院博士課程修了し、多くの小説や速読や記憶術などの指南をしている若桜木虔さんも著書「1日五分速読トレーニング術」の中で「記憶力がいい人と差が開かないようにするためにはどうしたらいいのか。覚えようなどとせず、ただひたすら10回、間をおかずに反復して読み返すのである」と書かれています。

このほか多くの東大を始めとする有名大学に合格された方、司法試験や英検1級などの難関資格を獲得された多くの方のほとんどが、「繰り返し読むこと」の重要性をその著書の中で語っていらっしゃいます。

1回で理解・記憶しようとしない

ただ、「繰り返し読むこと」には欠点があります。それは当たり前ながら、多くの時間を必要とするということです。

では、どうするのかというと、一度で理解しようとせずにとにかくスピードを重視して読むということです。

多くの人が最初からしっかりと理解しようと気合をいれて参考書を読もうとしますが、これは間違っています。

初めてその参考書を読む時は、内容を理解するための基本的な知識がまだ出来上がってないため、じっくりと読んでもスピード重視で読んでも実際の理解度はほとんど変わらない事が科学的に証明されています。

なので、「何回か繰り返し読んでいる内に理解できればいい」という考えのもと、とにかく、流し読みでも何でもいいので最後まで一気に読み切るということが大切です。

読みやすくレイアウトが優れている参考書を使う

勉強をしていくにあたって、参考書の選び方もとても大切です。

特に英語の参考書に関しては、昭和に発売された霊験あらたかな格調高い参考書がもてはやされていると言う現状があります。

しかし、そういった参考書は得てしてレイアウトが悪く、また、解説の日本語がかなり硬いため、数ページ読むだけで骨が折れます。

はっきり言って、英語を専門に学ぶ大学生などには最適かもしれませんが、TOEICの勉強やこれからの使える英語を目指す人にとっては無用の長物です。

参考書を選ぶ基準としては、「読みやすくて理解のしやすいもの」「レイアウトが優れているもの」が挙げられます。

「読みやすくて理解のしやすいもの」とは、英語の場合は簡単で、その参考書の関係詞の項目を読んで、スーッと理解できればその参考書は合格と言えます。

「レイアウトが優れているもの」とは、問題の直後に答えと解説が来ていたり、模試などの本では解答冊子にも問題が再掲してあるもののことを言います。簡単に言えば、問題を解いたり、答え合わせをするときにページをめくらなくてもいいものを選ぼうとう言うことです。

ここは非常に重要で、レイアウトが悪いものを使うと一回一回のロスは少なくても全体としてはかなりの時間がページをめくるのに費やされてしまいますし、脳が上手くリズムを作って勉強をしていけないため、大幅な効率の低下になります。

勉強環境を整えよう

勉強に集中するには環境づくりも大切です。
特に仕事をしながら勉強をする人にとってはいかに短期間で集中力を上げて勉強をするかということが非常に重要になってきます。

集中力を上げて勉強を効率を上げる方法はいろいろとありますが、最も効率が高いのは「耳栓」「イヤーマフ」の併用です。

耳栓とイヤーマフを併用することによってお互いが苦手な音の遮断領域をカバーし、完全な防音を実現することができます。

耳栓のおすすめは「MOLDEX CAMO PLUGS 50ペア」、イヤーマフのおすすめは「AVANTEK 防音イヤーマフ」です。どちらもトップレベルの遮音レベルを誇ります。

音を完全に遮音することによって集中力は劇的に上がります。

しっかりと寝よう

勉強の効率を高めるという意味でも勉強したことを記憶に定着させると意味でも睡眠はとても大切です。

なぜなら、人間は寝ている間に海馬が記憶の整理を行っており、寝ない又は睡眠時間短かったり、睡眠の質が低いとせっかく覚えた記憶が脳に定着しないからです。

睡眠について確実に分かっていることは、成人は睡眠時間が6時間以下だと全てのパフォーマンスが著しく下がるということです(20歳以下の場合は8時間ほど寝たほうがいいことが分かっています。)

睡眠についての詳しいことは「勉強の効率を劇的に改善する睡眠法【完全保存版】」にまとめていますので、そちらをご覧ください。

大切なことだけを箇条書きすると、「朝しっかりと太陽を浴びること」「毎朝の起きる時間を一定にすること」「寝る時はアイマスクと耳栓をすること」です。

そして、最低でも6時間の睡眠は必ずキープするようにすることです。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。

このページでは、TOEICを勉強をしていくにあたって、知っておかなければならない基礎的なことをお伝えしました。

これで基本的な勉強のコツはつかめたと思います。

では、次のページからはTOEICのリーディングのスコアを上げるための具体的な勉強法を紹介していきたいと思います。

 


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