TOEICのリーディングのスコアを上げるためには、「語彙・文法・解答テクニック」の3つが必要です。

当たり前と思われるかもしれませんが、この3つの能力を付けない限り、TOEICのリーディングでのスコアアップありません。

特に文法と語彙は身に付いていなければ、Part5・6の直接的な文法・語彙問題はもちろんのことPart7の速読、リスニングもあったもんじゃありません。

ですので、最優先で「語彙と文法」を勉強する必要があります。

語彙の重要性

特に2016年の改変以降、出題される文法や語彙は格段に難しくなっており、2017年は一年を通して、パート5・6だけでなく、パート7でも英検1級レベルの単語が出題されています。

もちろん、だからと言って英検1級レベルの単語まで身に付けなければいけないかというとそうではありません。なぜなら、TOEICと英検では出題される単語が全く違うからです。

TOEICはあくまでもビジネス英語なので、その範疇で語彙が難しくなっている(これまでの傾向と違った語彙が出題されている)のに過ぎず、英検1級レベルの単語帳で勉強するのはかなりの遠回りになります。

なので、TOEICで出題される範囲においての難単語を覚えていく必要が出てきています。冒頭(トップページ)でも書きましたが、savyy[知る・知識・手腕]やmural[壁画]といったような難しい単語が実際に出題されています。

これらの難単語は基本的にPART7で出題されているため知らなくても正解を導き出すことは可能ですが、TOEICのリーディングは75分で100問もの問題を解かなければいけないので、少しでも時間のロスを減らすために最新の傾向に沿った少し難し目の語彙も押さえておく必要があります。

どのように単語を学習していけばいいのかについては次のページで詳しくお伝えします。

文法は必須

文法を疎かにすると730点を超えた当たりから面白いぐらい点が伸びなくなります。

これは単純に文法問題が解けないからというものではなく、TOEICの最大の山場であるPART7の読解に関わってくるからです。

文法の学習に関しても一般的な参考書では、TOEICには絶対に出ない文法(リスニングのスクリプトにもリーディングの長文にも使われない)にページ数が割かれているので、TOEICに特化した参考書で勉強する必要があります。

もちろん、学習の初期段階では、基礎力を付けるため分かりやすい参考書を使うのは非常に有効なので、このサイトでもおすすめしています。

また、TOEICに特化した参考書では英文の構造をしっかりと見抜く力を付けることが難しいという現実があるため、そこら辺をカバーしている参考書も当サイトでは紹介しています。

TOEICの文法・語彙問題は、他の英語の試験や大学受験の英文法の問題集とは違い、独特のものがあるので、文法と語彙を学んだあとはそれを実際のTOEICで使えるようにする必要があります。

解答テクニックを侮るな

最後に、TOEICのスコアを上げるために重要なのが「解答テクニック」です。

解答テクニックはかなり重要で文法や語彙が身に付いているのにもかかわらず、点数が伸びないという人はここを疎かにしているからです。

よく、東大生なのにTOEICの点数が伸びないという人がいますが、その場合、ほとんどがTOEIC専用のテクニックを学んでいないのが原因です。

TOEICのリーディングは75分で100問の問題を解かないといけないので、解答テクニックを身に付けていないと時間が足りずに最後は適当にマークするしかないということが普通に起こってきます。

2016年5月の改編以降リーディングにおいては、センテンス位置問題など登場により、解答テクニックの重要性が少し薄まりました。

もちろん、最低限の解答テクニック(PART7において設問を読んでから本文を読み始めるという方法やNOT問題やトリプルパッセージ、センテンス位置問題などの解き方を身につけること等)は必須ですが、細かい解答テクニックは通用しなくなりつつあります。

特にパート5・6は、これまで以上に、解答テクニックや文法事項を知っているよりも語彙やフレーズ、ビジネス表現を知っている方が明らかに点数が取りやすくなっています。

パート7においても、これまでは、【問題文を読み、探すべき情報の前後のみを読む(スキャニング)】で点数がとれていましたが、改編以降はその方法では点数が出にくくなっています。

それでも解答テクニックはとても重要です。

特に730点以下の人(リーディングが時間ギリギリまでかかっている人)に関しては解答テクニックを知っているか知っていないかでスコアにすると100点ぐらいは簡単に変わってきます。

なので、改編以降のTOEICリーディングに対応した勉強をしていく必要があります。