
大岩のいちばんはじめの英文法【英語長文編】
価格 | 4.0 |
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使用感 | 3.0 |
効果 | 3.0 |
- 価格:
- 1,080円(税込)
- ページ数:
- 230ページ
- 対象スコア:
- 初心者~470点
この本では、大学入試に必要な「すべて」の英文法の基礎を熱く明るく講義するよ! この1冊で英文法の基礎がカンペキに固まるようにできているから、まさに「いちばんはじめ」のレベルからはじめた、「いちばんはじめ」に読んでほしい英文法書なんだよね。高1生、高2生はもちろん、ちょっと早くスタートダッシュをきりたい中3生にもオススメ! まずはこの本で展開される授業でシッカリと英語の基礎を固め、「英語長文」へと進んでいける強靱な文法力を身につけよう!
管理人のレビュー
この参考書は、品詞や文型、接続詞や関係詞、時制など長文に必要な文法事項を1部で学んだ後、2部で長文演習をしていくというスタイルの参考書です。
いちばんはじめの英文法という名前の通り、全くの知識ゼロから読んでいけるように基礎の基礎から丁寧に説明がされています。ただ、少しでも英語を学んだことのある人なら当たり前過ぎる説明が長々と続くため冗長に思えるかもしれません。
長文編は英文を色分けして丁寧な説明がしてありますが、ここも普通に文の構造をSVOCで表してくれたほうが分かりやすいと感じました。ちなみに読解のポイントではSVOCが使われています。
また、本自体の到達レベルが高校2年生程度とセンター試験でも危ういぐらいのレベルなどで使う人はかなり限られて来ると思います。基本的には中3や高1の英語がものすごく苦手ない人が普通の参考書を読めるようになるための本と言ってような感じです。
取り扱われている長文の性質上、基本的には文法の説明で長文を読むためのテクニック論的なものは一切ないので、この本だけを読んで入試の長文に挑むのは危険です。
また、TOEICなどの練習になるかと言われればこれもなりません。TOEICがビジネス英語なのに加えて、この本は長文のための文法の基礎事項しか扱っていないためです。