イメージでつかむ!英文法のしくみ

価格 5.0
使用感 5.0
効果 5.0
価格:
1,620円(税込)
ページ数:
239ページ
対象スコア:
600点~

英語を解釈し、英語を使って表現する。これをスムーズに行うための手段を本書は呈示します。大学受験生から社会人まで、受験にも実用にも英文法の急所を“イメージで”わかりやすく解説し、英語の全体像が身につくようまとめました。

本書には、ムダな知識や情報は一切書かれていません。ここに述べられている解説はひとつ残らず英語学習者なら全ての人が知っておくべき超重要ポイントなのです!!

管理人のレビュー

このところあまり多くの人におすすめできるような英文法書にはなかなか出会わなかった。しかたがないのでネットで過去の英文法書を調べていたら、本書を発見した。この本は正直使える。

対象は完全な初心者というよりも、ある程度英文法を学ばれた人、つまりは高校基礎レベルの英文法が身についた人と言える。なので、万人にオススメとというわけではない。しかし、TOEICで600点もあれば十分についていける内容だ。

とりわけ、英文法でつまずいている人やTOEICでスコアが伸びずに試行錯誤しているような人にとっては福音書となるかもしれない。

本書の内容はタイトルにもある通り、英文法をイメージを使って解説していくものだ。その点では、一億人の英文法の大西泰斗先生や表現英文法の田中茂範先生、世界一分かりやすい英文法の授業の関正生のアプローチと似ている。

しかし、この本がそれらの本と違うのは単語自体が持っているコアイメージをより重要視し、英文法の解説に盛り込んでいるところだ。

例えば、時制の説明の時に、ago、beforeやafter、forやsince、inやwithinなどの語句が登場した際に、かなり掘り下げて(1ページほど使い)それぞれの語彙がもつ説明している。

それだけでなく、時制で「will」が登場した際に残りの助動詞「can」や「must」「shall」「should」「have to」「need」等々を一気に刈り取ってしまい、さらにこれらの助動詞のコアイメージを説明しながら仮定法も解説してしまうというようなウルトラCを実現している。

本書の凄さはこれだけではない。少し長めの例文を引用した際、そこに登場する重要な語彙についてのコアイメージや語法も余すことなく説明している。

もう構成が凄すぎて流れるようにそして疑問を持つことなく極上のミステリーを読んでいるように一気に読めてしまう。

本書が英語を理解するためには前置詞の理解が必須ということで、前置詞から始まり、少しややこしい冠詞というように進んでいくことやある程度の文法知識があることを前提としていることから全くの初心者にはこの本は厳しいかもしれない。

また、英文法のすべての範囲を網羅しているわけではなく、どちらかといえば英文解釈のための基礎知識としての英文法という位置づけなので、注意が必要だ。純粋に英文法を学びたい人は別の本をオススメする。

それでもイメージを使い英文法を説明しながら一切ムダな知識や情報を盛り込まずに真摯に解説がしてある本書は間違いなく名著であり、多くの人の役に立つ内容であるといえる。最近読んだ英文法書では間違いなく一番オススメだ。

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