いきなりですが、巷で話題になっているテアニン+カフェイン集中力UP効果は本当か試してみました。。
きっかけはパレオな男さんのブログ記事「カフェイン+テアニンの組み合わせで集中力が10%も上がるらしいぞ」を最近読んだからです。
詳しくはパレオな男さんのブログ記事を見ていただきたのですが、簡単にまとめると
ペラデニア大学の実験で、20名の男性を対象に、1.200mgのテアニンを飲む、2.160mgのカフェインを飲む、3.テアニンとカフェインを同時に飲む、4.一杯の紅茶を飲む、5.ただの水を飲むという実験を行ったところ
- テアニン:集中力が6%アップ
- カフェイン:集中力が6%アップ
- テアニン+カフェイン:集中力が10%アップ
- お茶:集中力が2%アップ
- 水:変化なし
という結果が出たそうです。
カフェイン単体よりも効果がすごいということなので、試してみることにしました。
ちなみにL-テアニンは、緑茶の葉に含まれるアミノ酸でお茶の旨みに寄与する成分のことで、リラックスした集中状態を作り出す作用があります。
テアニン+カフェインがカフェイン単体よりも効果が出る理由としては、テアニン単体よりもカフェインによる覚醒作用で集中力があがるのに加えて、カフェインによる過剰な神経の興奮をテアニンが抑えてくれるので、ちょうどいい集中力状態になるからです。
ということで実際に試してみました。
使ったのは、
California Gold Nutritionの「TheanineUP」というサプリです。
このサプリは、「Coffeeberry®エネルギーオーガニックコーヒーフルーツカフェイン(100 mg)とAlphaWave® L-テアニン(100 mg)」にオーガニックカカオ(テオブロマカカオ)パウダーと抹茶(カメリアシネンシス)パウダーが加えたれたものです。
簡単に言うと、集中力状態が続きやすいように設計された(カフェイン+テアニン)サプリです。
※実験では160mgのカフェインが使われていますが、私はカフェインの感受性が高いのでこれを選びました。
このサプリを朝勉強する前に飲みました。
結果はかなり快適でした。
いつもなら20~30分もすると集中力が切れてくれるのですが、しっかりと1時間半ぐらいは集中して勉強ができるようになりました。
特にいつものはすぐに投げ出してしまうTOEICのPART7の勉強でも途中で嫌にならず、最後まで集中力が続いたのはさすがだなぁと思います。
また、コーヒーやエナジードリンクでカフェインを摂ったときのような気持ち悪さもなく、効果もやんわりと切れていくと言う感じなので、勉強後の疲労感などもなく、快適です。
これをとれば勉強にカンガン集中できるというようなチート的なものではありませんが(実際大学での研究でも集中力が10%アップ程度なので)、体感的には勉強しているときの集中力が持続する時間が2・3倍に増えているような感じです。
ちなみにですが、効果をより高めたい方は量を増やすよりも「アセチルチロシン」を同時に摂取するほうがおすすめです。アセチルチロシンはドーパミンの素となる物質で、やる気が集中力がよりアップします。
また、カフェイン耐性が弱い方は「TheanineUP」だけだとカフェインの副作用が出る可能性があるので、さらにSource Naturalsの「リロラ配合のテアニン」を加えて上げると副作用はでないと思います。
「テアニン+カフェイン」を行う際の注意点としては、出来るだけ午前中に行うということと乱用しないということです。
テアニンがカフェインの副作用を穏やかにしてくれると言っても完全になしにするというわけではないので、夕方や夜に行うと集中力を維持する上で一番重要な睡眠に影響を与えますし、常用は自律神経の乱れにつながるので、容量用法を守って、試験前の2~3週間に限定して使うといったような方法が良いかと思います。
また、カフェインには利尿作用があるので試験本番では使わないことをオススメします。
その際は、上で上げた「リロラ配合のテアニン」だけを使いましょう(こちらだけでも研究結果で6%の集中力アップなので)。