
イメージでつかむ似ている英語使い分けBOOK
価格 | 3.5 |
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使用感 | 5.0 |
効果 | 4.5 |
- 価格:
- 1,944円(税込)
- ページ数:
- 495ページ
- 対象スコア:
- 730点~
「水は数えられないと習ったけれど、数えられるもの数えられないものの違いは何? 」「theがつく、つかないはどこで判断できる?」「 ingとto不定詞の使い分けは?」「 itはthisやthatとは性質が違う? 」「〈~がある〉はThere is/areそれともhave?」など、いざ使おうとすると迷ってしまう表現や語法を、豊富なイメージイラストと一緒に詳しく解説していきます。
管理人のレビュー
本書は加算と不可算、「a」と「the」、「to」と「ing」、『「it」「this」「that」の使い分け』等々・・・英語を使うにあたって迷ってしまう文法・語彙・語法を取り上げて、その使い方を説明した本です。
一つ一つの説明は丁寧ですが、あくまでも似ている英語の使い分けがメインテーマなので、基本的な文法を一通り終えている人が使う本です。
また、「発信型英語類語使い分けマップ」と比較されることがありますが、類語使い分けマップが完全に語句の使い分け特化している(例えば、『分かる』という語彙なら「recognize」「realize」「apperciate」「see」「identify」の使い分けを紹介している)のに対して、こちらは文法重視で似ている表現も『「two weeks later」なのか「in two weeks」なのか』といったような文法の延長上の表現の使い分けが中心です。
なのでどちらかといえば、関正生先生や大西泰斗先生、田中茂範先生のイメージを使った英語に近い感じです。
本書はすべて具体例とイラストを使って説明しているのに加えて、結論が出ていない文法事項に関しては、「このように考えてはどうだろうか」といったような著者の私見が示されるなど、すべての項目に対してきちんと「なぜ」を説明しているところです。
TOEICやTOEFL、英検などの資格試験のスコアアップや合格などに寄与することは少ないですが、英文法の理解を深めたり、自然な語彙の使い分けを身に着けたい方にはぴったりです。