
TOEICテスト英文法プラチナ講義
価格 | 3.0 |
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使用感 | 2.5 |
効果 | 2.5 |
- 価格:
- 1,944円(税込)
- ページ数:
- 335ページ
- 対象スコア:
- 650点~
TOEICで問われる項目だけを、名詞と動詞を軸にスッキリ整理。講師・受験者両方の視点から出題傾向を分析。説明が難なく頭に入る「プラチナセンテンス」(MP3音声無料DL)。語彙問題で狙われる語句も、きっちりピックアップ。理解度を確認できる練習問題付き。
管理人のレビュー
この本はTOEICのカリスマ講師である濱崎潤之輔先生による講義形式の英文法書です。TOEICに出る項目だけを中学レベルから完璧にと言うコンセプトになっています。
ただ、あくまでもTOEICの問題の解説として中学レベルの知識を出してきて説明するというスタイルなので本当に中学レベルからというわけではありません。
というより、大学受験を経験したような人(高校レベルの英文法をある程度学んだ人)がうろ覚えの項目を補完しながらTOEIC用の知識に変換するときに使う参考書といったような位置づけです。
実際、例文でも練習問題でも本番レベルの語彙を使っているため、ボキャブラリー本を終えてから出ないとこの本に入るのは難しいと思います。
著者もそのことを思ってかどうかは分からないですが、この本にはプラチナセンテンスという語彙強化のパートが各章の終わりと語彙問題のところについています。なので、英文法の参考書なのに100ページ近くが単語帳という不思議な構成になっています。
しかも練習問題で使われている語彙よりもプラチナセンテンスで使われている語彙のほうがレベルが低いという謎のレベル設定になっています。
TOEICに出る文法だけを基礎から学ぶ場合は「出るとこ集中10日間!TOEICテスト文法編」⇒「TOEIC(R)TEST必ず☆でる文法スピードマスター」というように進んだ方が大体同じ値段でよりしっかりとTOEIC文法を学ぶことができます(もちろん、語彙は別の本で学ぶ必要がありますが)。
なので、個人的にはTOEICの文法対策としてはこの本はおすすめできないというのが感想です。