TOEIC リーディングの点数を上げる勉強法と参考書

TOEICのリーディングのスコアを上げるために必要な基礎知識から効率的な勉強法・おすすめ参考書などを幅広く紹介しています。TOEICのリーディングでお悩みの方はぜひ一度ご覧になってみてください。

TOEICのPART5・6(文法・語彙問題)の実践的勉強法

このページを開いてくださった皆さんの中には、もうすでに何度かTOEICを受けている人も多いと思います。もしくは、これからTOEICを受けようとしており、その対策のために訪れた方もいると思います。

どちらにせよ、文法・語彙が取り扱われているPART5・6が苦手でなんとかしたい。という方がほとんどだと思います。

たとえば、こういった問題を抱えている方は多くいます。

「リスニングは何とかなるがリーディングはさっぱり分からない」
「PART5・6を解くのに20分以上かかってしまいPART7が解き終わらない」
「毎日勉強しているのに、リーディングのスコアが一向に伸びない」
「リーディングはどのように勉強していいのかわからない」
「どうしても短期間でスコアを上げなくてはならない」

巷の専門家や自称TOEIC高得点の方は、このような悩みや問題に対して明確な解答を返せていないか、ただ単に参考書を紹介するだけ、効果のない方法を紹介、『一日に10時間勉強するといったような)非現実的な解答を提示しているだけのものがほとんです。

なぜなら、彼らは根本的に常人とは違っていることがほとんどだからです。

・英語が苦手だったと言っているが有名大卒業のエリート(東大や慶応、早稲田等々)
・帰国子女もしくは長期間の留学経験がある
・普通では出来ないような苦行(毎日10時間勉強等)によって英語を身につけた
・英語科大学教授などでちょこっとTOEICを勉強して満点を取った
・本当はTOEICを受けたことがなくただのTOEIC勉強本の受け売りを紹介している

このような経歴の人たちが好き勝手に勉強法を紹介しています。

しかし、社会人になってから英語の勉強を始め、仕事をの合間を塗って英語を勉強しTOEICで高得点を取っている人の勉強法はこれらの方の勉強法とは、完全に異なった方法なのです。

その方法とは、文法の基礎を身につけた上で「1万問解く」ということです。

「1万問解く」といっても新規の問題を1万問解くと言う意味ではなく、良質な2000問ほどを5回繰り返し解くことによってTOEICで出題される文法・語彙のパターンを頭の中に構築し、瞬時に正解を見分けれるようにするのです。

ただ、気をつけてほしいのはあくまでも「文法の基礎を身につけた上で」ということです。最近の勉強法の紹介などでは「TOEICは公式問題集だけを繰り返せ」とか「参考書はいらない問題集だけでいい」といったような暴論としか思えないような勉強法を紹介している人が多いですが、それらは全くの的外れです。

そもそも基礎が出来ていないと問題集などの解説をしっかりと理解することが出来ません。まして、TOEICは公式問題集は解説がお世辞にも充実しているとは言い難く、公式問題集だけを使った勉強するというの不可能です。なので、そのような暴論に惑わされてはいけません(実際、そういった暴論を言っているのは元々の基礎がしっかりとしている高学歴の人たちがほとんどです)。

なので、我々のような凡人がTOEICのPART5・6を攻略するためには文法の基礎を身につけた上で「1万問解く」を目指しましょう。

なお、このページではTOEIC PART5・6完全攻略のための参考書と勉強法の紹介が主なので文法の基礎については触れていません。なので、文法の基礎の学習は前のページを参照してください。

PART5・6を完全攻略するための3ステップ

ここからは、TOEIC PART5・6完全攻略するための方法を3つのステップに分けて解説していきます。やることは前述の通り1万問解く(2000問×5周)ということですが、それには効果的なやり方があります。なので、その方法を紹介していきます。

1.問題の基本的な解き方を身につける

まず、最初に大切なことは問題の解き方を身につけるということです。

将棋でも囲碁でも駒の動かし方(英語の場合『文法』)を覚えた後は、定跡(定石)を学んだ後に実践を通して実力を伸ばしていきます。なので、いきなり実践(問題演習)を行うのではなくまずは定跡(TOEICにおける基本的な頭の働かせ方)を学ぶ必要があるのです。

こうした解法のパターンを身につけるのに最適な参考書は「出るとこ集中10日間!TOEICテスト(文法編)」です。

この本はTOEICで頻出する解法パターンが網羅されています。なので、まずはこの本を5周ほどをして解法のパターンを脳に染み込ませましょう。

そして、解法のパターンがしっかりと染み込んだら「TOEIC(R)TEST必ず☆でる文法スピードマスター 」で実際に試験使える形にしていきます。こちらも5周ほど繰り返してTOEIC頻出パターンをしっかりと見に付けましょう。

「でる文法」は不正解の選択肢もフル活用して新たな問題を作っているので、知識の整理がしっかりと進み、知識が本番で使える形になります。

ここまでがファーストステップです。

ちなみに730点ぐらいまでの方はファーストステップをしっかりやるだけでも十分に戦えます。

2.一万問解く(2000問×5周)

次にいよいよ一万問を解いていきます。

大量の問題を解くことになるので、よほど変な問題集を使わない限りはどのような問題集を使ってもいいのですが、以下の2冊がコスパが良くておすすめです。

TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問(1049問)
極めろ! リーディング解答力 TOEIC L & R TEST PART 5 & 6(1158問)

どちらも英文自体にTOEIC頻出の語彙やフレーズが含まれているため、非常に効率よく学習していく事ができます。

また、本番よりも難しいものが含まれているため、本番で止まらずに回答できる力をつけられるとともに難易度の高い問題を大量にこなしておくことで本番でどんな問題に出会っても瞬殺出来るだけの解答力を身に付けためです。

一万問(2000問×5周)こなすときの注意点

一万問(2000問×5周)をこなすときの注意点があります。

どれも当たり前のことですが、これらを守らないと大量の問題を解く意味が薄れるので肝に銘じておきましょう。

2週間から1ヶ月程度の短期間で問題をこなす

大量の問題を解く場合、2ヶ月や3ヶ月といったような中長期的な期間を設定する人がいますが、それでは効果がありません。

あくまでも短期間で一気に詰め込むことによってTOEICの問題を解くためのゲシュタルトが構成されて答えが文字通り見えるようになるのです。

なので、2週間から1ヶ月程度の短期間で一気に解いてしまいましょう。平日は通勤時間などをうまく使ったり、土日に数をこなせば社会人の方でもなんとかなると思います。

分からない問題はすぐに答えを見る

分からない問題はすぐに答えを見るというのも大切なことです。問題集をこなすときにじっくりと考えて取り組もうとする人がいますが、はっきり言ってそれは愚の骨頂です。

PART5・6の問題は基本的には知らなければ解けない問題です。なので、さっさと答えを見てそれで納得して知識を入れて行ったほうが効率は断然良くなります。

そもそもの一万問をこなす目的はTOEICの問題パターンを完全に把握して、本番ですべてどこかで見たことがある状態にすることです。

なので、練習のときに問題が解けたかどうかはどうでもいいのです。それよりもしっかりと解答解説を理解することと問題に使われている単語や表現で分からないものをなくしてしまうことの方が数十倍も大切なのです。

将棋や囲碁で言えばこの一万問(2000問×5周)は定跡(定石)を完璧に身につけるために行う練習であって自らの独創的な思考を身につけるためのものではありません。なので、もう一度同じ局面になったときに瞬時に答えが浮かぶようにすることが大切なのです。将棋や囲碁の場合、定跡(定石)を完璧に身につけるとそれだけでアマ3段から4段即ち県代表ぐらいのレベルになると言われています。

一方でTOEICの場合は一万問(2000問×5周)をこなせばPART5・6は毎回1問2問出題される超難問を除いて、ほぼ全て完璧に回答できるようになります。またそれだけでなく、分からない構文や単語や表現がなくなるため、PART7も余裕で時終わるようになります。

はっきり言って、これだけの問題をやればリーディングで450点を切ることの方が難しくなります。

問題文はすべて読む

TOEICの問題は問題文全体を読まなくても解くことが出来るため、練習のときも問題文を全体を読まない人がいますが、それは間違いです。「TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問」などのTOEICをしっかりと研究して作れている問題集は問題文にもTOEICの頻出の語彙・表現がてんこ盛りです。実際、「でる1000問」の問題文の表現が「TOEIC L&Rテスト990点攻略 改訂版」という990点対策の本で難問として扱われているぐらいです。

なので、問題文の語彙・表現はしっかりと見に付けましょう。

3.リーディング専用の模試本を解く

最後のステップは時間を測って模試本を解くことです。といっても模試本のPART5・6のところだけで十分です。

また、使うのは「TOEICテスト新形式精選模試リーディング」などのリーディングに特化した模試を使うことをオススメします。

模試を解くときは時間設定を(PART5・6両方で)15分に設定して解きます。時計を目の前において時間が減っていく感覚をしっかりと味わいながら解きましょう。そして、時間が来たら終わってなくても必ず終了しましょう。

多くの人を意識すると急に問題が解けなくなったりするので、これらを何回か繰り返す事によって時間の感覚になりましょう。

まとめ

さて、このページでは「TOEIC PART5・6完全攻略のための参考書と勉強法」を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

ただ、大量の問題演習を短期間で行うという当たり前の方法だったため、がっかりした人もいらっしゃるかもしれませんが、TOEICの解答パターンを身につけるにはこの方法以外にはありません。実際、このページで紹介した方法を行えば誰でもTOEICのPART5・6は満点が狙えるようになります。

ぜひ、参考にしてみてください。

それでは、最後までお読みいただきましてありがとうございました。